雪組「瀬央ゆりあ」の未来に夢を見たい「ワンギリ」への奇妙な希望

雪組「パリのアメリカ人│御園座」の友会抽選結果発表の日。
連敗記録を更新!
友会様、不名誉な記録の更新に御助力いただきまして、ありがとうございます。
この記録が、どこまで更新されるのか乞うご期待。(笑)
さて。
花組、月組に続いて、今回は雪組の次期体制を考えてみようと思います。
ここで避けては通れないのが2番手「瀬央ゆりあ」の現在地とその未来。
どんな結末が待っているのか、なんとなくの覚悟をもって見守っているものの、、、
なおちゃん(瀬央ゆりあ)大好き!な私としては、この際「1作だけでもいいから大羽背負ってゼロ番に立つ姿を見せてください‼」な気持ちではあります。
ファンの想いは劇団を動かすのか
1作だけのトップスター。
つまりは、お披露目公演が退団公演。
実際に「ワン切り」が行われた過去があります。
かつての「ワンギリ」とは
ぱっと浮かぶのが2000年代の3名。
雪組トップの絵麻緒ゆう(2002年退団)、花組トップの匠ひびき(2002年退団)、宙組トップの貴城けい(2006年退団)。
2002年当時はスター専科やらなんやらで人事が大混迷していた時代でしたから、見たからに「スターの一掃整理」といった印象が否めませんでした。
ぶんちゃん(絵麻緒ゆう)はオープンな性格ゆえ、「劇団の意向により1作退団」という裏事情がクッキリと見えてしまって(笑)、宝塚ファンとしては複雑な気持ちになることもありました。
そしてチャーリー(匠ひびき)は1作退団のうえに、脊髄炎を患い、大劇場後の退団コンサートは休演、最後の東京公演もラスト1週間のみの出演となってしまいました。
その1週間もまだ体を動かすことすら難しい中で、上半身のみ精一杯に手振りや表情を使って務めた舞台でした。
最後の大階段も組子たちに支えられて降りる姿は、いまもなお多くのファンの目に焼き付いていることと思います。
そして少し落ち着いてきたかに見えた2006年、4年振りのワンギリ発令。
しかも雪組御曹司の貴城けいが、タカハナ(和央ようか&花總まり)ブームで沸き立ったのちの、縁もゆかりもない宙組に完全落下傘。
タカハナ退団にもいろいろなゴタゴタがありましたが、その後任にまさかの落下傘でしかもワンギリ。
落下傘にもびっくりしましたが、忘れもしない、地方で上演されていた宝塚の公演を観劇する直前に劇団から流れてきた「貴城けい退団記者会見のお知らせ」に、友人と顔を見合わせて言葉を失ったのを覚えています。
雪組では貴城けいの宙組異動と入れ替わるようにして花組から彩吹真央が異動、2007年にトップに就任した水夏希の安定した2番手を務めていました。
が、2010年に突然の2番手退団が発表され、「ワンギリの次は2番手切りか」と劇団への非難轟々。
ゆみこちゃん(彩吹真央)が退団したのは、トップスター水夏希の退団公演のひとつ前の公演。
そのことが「本人の希望退団ではなく計画的な2番手切りだ」との印象を強め、ファンの劇団に対する不信感が拡大した要因になったように思います。
確かに、ゆみこちゃんの下に控えていたのがVISAガールの音月桂でしたから、そりゃね、劇団の考えそうなことではありました。
「ワン切り」希望!?
スーパー好待遇で「2番手」として送り出されることと、ある種の冷遇に見える「ワンギリ」で退団すること。
これ、大きな違いです。
一般的には、たとえワンギリ(1作のみ)でも、トップに就任すると得られる退団後の「肩書パワー」があったほうがいいと言われます。
確かに、それはその通りです。
どれだけの好待遇を受けて2番手として退団しても、「元〇組トップスター」の称号には手が届かないのは事実。
退団後に芸能活動を継続する卒業生にとって、これが最上級の肩書パワーです。
でも、私がなおちゃんに夢を見たい思いは、正直、それ、どーでもいい。(笑)
いや綿密に言えば、どうでもよくはない、か。
この先なおちゃんが宝塚を退団しても、ずっと芸能活動を続けてくれることを願っているので、なおちゃんが私たちファンの「喜ぶ」お仕事をGetするためには、個人の能力・資質 に「宝塚の元トップスター」という肩書が加われば絶対に損はない。
いや、あってくれたら嬉しいです。
だけど今の率直な気持ちを言いますと、こういうことなんです。
「宝塚の舞台で、瀬央ゆりあが 大階段の真ん中で大羽根を背負ってピンスポ浴びる姿 が見たい‼」
極端なはなし、「退団後に “元トップスター” は名乗りません」でも良いんですよ。
仮定の話なので「ありえないわぁ~」の突っ込みは禁止。(笑)
でも、ほんと、そう思っているんですよね。
いま目の前のなおちゃん、宝塚の男役であるなおちゃんの「大階段 with 大羽根 in ピンスポ」を見るのが、現在の私の夢だわ、と。
トップスターにしか許されないこの「大階段 with 大羽根 in ピンスポ」。
だからこその「夢」であることは否定しませんが、なんか、いわゆる「トップスターになって欲しい!」と願う気持ちとは少しズレているといいますか。
言葉とすれば「トップスターになって欲しい」になるのですが、うーん、難しいな、これを別の言葉で表現するのは。(笑)
なんとなく、ニュアンスは伝わるでしょうか?
客観的に現在の瀬央ゆりあの立ち位置を見たときに、普通に「トップになって欲しい!」じゃないという複雑な気持ち。
なので、いまの状況から劇団に対してお願いできることはただひとつ。
ポジティブな「ワンギリお願いします!」って感じ。(笑)
この「ワンギリ」という言葉の響きはよろしくないですが、とにかく1作でいいんです。
瀬央ゆりあの「大階段 with 大羽根 in ピンスポ」を見る夢を叶えてください‼
なおちゃんの気持ちはどうなのよ、は、いま、ちょっと引き出しにしまっておいて、、、
ファンとしての率直な気持ちです。
夢は見るものではなく、叶えるもの by 安蘭けい
この「瀬央ゆりあ」に運命づけられている劇団の人事計画が分からない限り、雪組人事を予想することは難しいですね。
いや、正確には「瀬央ゆりあに思い入れがある私が、私情を挟まず」予想するのは困難。
だって瀬央ゆりあが2番手切りなんて認められませんから。(笑)
ということで、私情をガンガンに挟み込みつつ、雪組の未来予想図を考えることにします。
ワンギリ・トップ爆誕!
瀬央ゆりあファンのみなさま、今こそ「言霊」のパワーにすがりましょう。(笑)
まずは、あーさの任期から。
個人的には5作くらいなんじゃないかな~と思っています。
ここで、お馴染みになったいつもの一覧表の登場です。
2026 | 2027 | 2028 | 2029 | 2030 | |
正月公演 | 星組 | 月組 | 雪組 | 花組 | 宙組 |
花組 | 宙組 | 星組 | 月組 | 雪組 | |
初舞台公演 | 月組 | 雪組 | 花組 | 宙組 | 星組 |
宙組 | 星組 | 月組 | 雪組 | 花組 | |
雪組 | 花組 | 宙組 | 星組 | 月組 | |
星組 | 月組 | 雪組 | 花組 | 宙組 | |
花組 | 宙組 | 星組 | 月組 | 雪組 | |
12月下旬? | タカスペ2026 | タカスペ2027 | タカスペ2028 | タカスペ2029 | タカスペ2030 |
今年2025年に2作なので、残りは3作。
そうなると、退団公演は2028年のお正月公演ってことになりますね。
東京公演が4月前半くらいまで。
そしてここで、史上初の「95期 ➡ 95期」という同期同士のトップスター引き継ぎが実現。
しかもちなっちゃん(鳳月杏)の研19就任越えの研20就任。
110周年の95期祭りが計画倒れになったので、最後に「史上初」の話題作りも良き。
なおちゃんがあーさからバトンを受け継ぎ、2028年4月末に雪組トップに就任。
相手役はトップ娘役があーさと協議離婚して(笑)残留し、なおちゃんと円満に再婚。
たぶん、夢白あやちゃんは先に退団して音彩唯ちゃんになっているかと。
2028年の雪組本公演は秋にもう1本あるので、それが瀬央ゆりあ&音彩唯の「お披露目&退団公演」になるという塩梅。
- トップスター:瀬央ゆりあ(研20)
- トップ娘役:音彩唯(研10)
- 2番手:縣千(研14)
- 別格:紀城ゆりや(研10)
- 暫定3番手:華世京(研9)
ないっ!っていう苦情は受け付けません。(笑)
いいの、いいの、こうして夢を語れば、それが「言霊」になって、きっと劇団の中の人のココロを照らすから‼ ←本当ですか?(笑)
そしてそのワンギリ公演(その、言い方 … 笑)の前に、別箱が入ってくるので「プレお披露目兼さよならイベント」はココで実現可能!
あれ?バッチリなスケジュール感。
なんか、ちょっと現実になる気がしてきました。(笑)
東京の新劇場「こけら落とし」を次々トップが担う?
東京駅前に建設中の新劇場。
先日の記事でも書きましたが、宝塚歌劇がもしも「こけら落とし」を担うとすれば、単純なローテで見る限りは「雪組」しか選択肢がなかったのです。

なおちゃんが2028年の後半で1作退団するとして、東京公演は12月中に千秋楽を迎えます。
ということは、12月末頃には新トップスターが誕生。
新劇場の完成は2029年1月末頃ということなので、年明け2~3月頃のこけら落とし。
スケジュール的にも雪組はドンピシャですし、新トップスターのプレお披露目公演というオマケも付くので、こけら落とし公演として「不足なし」じゃないでしょうか。
どうしよう、なんか色々塩梅良すぎて怖くなる。。。
まとめ
今回は、雪組の「人事予想」というより「瀬央ゆりあの未来を “言霊”に乗せて劇団に伝えよう!」の回でした。(笑)
共感してくださった方も、ばかばかし過ぎて笑っちゃった方も、読み物としてお楽しみいただけていれば幸いです。
でも、書いている本人は至って「真面目に妄想」しております。
なので、夢見る時間が残されている限りは、瀬央ゆりあの「大階段 with 大羽根 in ピンスポ」の夢を語り続けようと思います!