ひとりごと

【礼真琴の温かさ】こっちゃんとの思い出を語る星組95期娘役OGに思わず涙

【礼真琴の温かさ】こっちゃんとの思い出を語る星組95期娘役OGに思わず涙
SETSUKI
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宝塚大劇場での千秋楽から早3日。

目の前の現実生活は目まぐるしく時間を刻み、どんどん過ぎていくというのに、なんだか気持ちだけが千秋楽の大劇場に取り残されている気分になります。

思っていたより、「喪失感」よりも清々しい気持ちで迎えることができた「礼真琴・大劇場卒業」だったはずなのに、なんでしょうね、この往生際の悪い感情は。(笑)

スカステで放送されたタカニュ映像を見ちゃったからかな。

入りの様子、終演後の様子、やっぱり星組サイコー!

入り出の様子に笑顔が溢れる

千秋楽の楽屋入り。

いや、もはや最近は「楽屋入り」じゃないですね。

「劇場入り」と言った方がいいのかな。(笑)

楽屋口ではなく、大劇場のロビーで星組生たちの盛大な歓迎を受ける礼真琴。

コロナ禍前には、楽屋口でトップスターを迎える組子たちの盛大なセレモニーが行われていましたが、あれも今考えればすごい伝統でしたよね。

大切な千秋楽の公演前に、全出演者が桁外れの人数のファンたちに囲まれながら大騒ぎでイベントごとを楽しんじゃっていたのですから。

みこしに乗ったトップさん、それを担ぐ路線のスターたち、大声で盛り上げる組子たち、、、

なにかあったらどうすんのっ!って感じ。(笑)

楽屋口であの様子を見られないのはちょっと寂しい気持ちもありますが、こうして大劇場のロビーでノビノビとトップさんを迎え入れる形のほうが安心。

純白のスーツ姿がまぶしいこっちゃん。

退団者って、トップさんだけでなく皆さんに対していつも思うことですが、ホント最後にして最高の光を放ちますよね。

礼真琴、なんですか、この美しさと可愛らしさ♡

組子たちがお揃いの白いレースのブラウスを着ていることにも感動したし、なぜかピンクのハチマキ。

青じゃないところが「ことさん♡LOVE」な感じでいい。(笑)

こっちゃんの羽織りの背中の「唯一無二の星男、我、礼真琴、也」も星組らしくて好き♡

でもって、星組生たちのクオリティ高いコーラス!

歌詞が的を射ていて、思わずこちらも微笑んでしまいました。

あなたの笑顔、その素振り

私の心奪われる

シャイなあなたのことだから

ズカズカ言うのよ~

「あなたの笑顔」のところで、ほっぺに人差し指をあてるこっちゃん、可愛いらしすぎます。

これ、フルコーラス聞きたいっ!

終演後のこっちゃんはとってもナチュラルで、こちらもお見送りの様子をフルヴァージョンで見たいですね。

Blu-rayが発売されるまでおあずけかな。

■退団記念ブルーレイ
 Recollections 礼真琴
 ~思い出の舞台集&サヨナラショー~

 収録日:2025年6月1日
 収録時間:約180分(予定)
 ¥9,900 (税込)

■TAKARAZUKA SKY STAGE 「REI」
 BEST SCENE SELECTION

 収録時間:約535分(予定)
 ¥16,500 (税込)

今のところ、スカステのコレクションはいらないな~って思っているのですが、収録内容とかを眺めていたら、予約しちゃおうかな?な気持ちになりかけている自分に驚きます。(笑)

いや、考えてみたら、手元に溢れている細切れの録画を自分で編集してまとめる必要がないってことですもんね。

めんどくさがり屋の血が騒ぎ始めました。(笑)

ま、まだ7月末が発売日なので、、、もう少し考えてからにします。

星組OG、同期ならではのエピソード

ちょっと時間が空いたので、いつも覗いているOGさんたち以外のSNSも見てみようかと思い、ネットサーフィンしていたところ、出会ったブログ。

星組OGの娘役さんで、95期生の「真衣ひなの」さん。

ブログがヒットしたというより、大劇場の大ポスターの前で、こっちゃんの持つ刀に合わせて自分が持っているかのような素敵な写真が、偶然ヒットしたのです。

こっちゃんの舞台を観に行ったんだな~と思いブログを読んでみたら、そこには同期ならではのこっちゃんとの温かいエピソードが。

こっちゃん関連のエピソードって、ホント、ぜんぶ温かい。

「素」のこっちゃんを知る人たちからのこうした発信は、礼真琴という人の人柄が疑いようもなく「いい人」なんだという事実を確信させてくれますね。

こっちゃんに関する一部の内容を抜粋して、紹介させていただきます。

共に、星組で過ごした日々は本当に濃厚な時間だった。こっちゃんにアドバイスを貰ったり、あそこの場面のひなのめっちゃ良いよ!とか言ってもらえた時には次からやたらと緊張したり。

私が父を亡くした直後で、心がギリギリの状態でお稽古を続けていた時も常に気にかけてくれた。お稽古場で過呼吸になり意識が遠のいた時、目の前が真っ白になったその向こうに最初に見えたのはこちらへ走ってくるこっちゃんだった。ひどく心配そうな顔をしていた。どうしようも泣く涙が溢れる時はお稽古場の隅で静かに抱きしめてくれた。

私が退団する前には同期全員でディズニーランドへ行く計画を立ててくれた。すごく楽しかった。

ほんとうにいろんなことがあった。

こっちゃんの未来は、退団してもこれからもずっと明るい光に照らされ続ける。それは間違いない。

けれど、宝塚の舞台で礼真琴さんが観られなくなるのは、やっぱり寂しいな。

時代が、変わる。

ひとつ気付いたことがある。

宝塚を退団して何年も経つと、在団していた実感が薄れてくる。だから、同期が現役で頑張り続けてくれることは、私があの場所に居た証明のように、感じていたのだと。

この公演で、こっちゃん、りらちゃんと、二人の同期が退団、9人いた星組同期は、この公演が終われば、こりんだけになる。

退団する同期にも、頑張り続ける同期にも、

同期みんなにありがとうだなぁ。

真衣ひなのさんは、みっちゃん(北翔海莉)とふうちゃん(妃南風)時代の2016年「こうもり/THE ENTERTAINER!」で退団しています。

なのでもう退団から9年。

同期生の存在が「あの場所に居た証明」という気持ち、なんとなくわかる気がします。

そしてエピソードもね。

感動しました。

自分が父を亡くしたときのことを思い出しまして。

あのとき、どうしようもないくらい感情が溢れてしまう瞬間がたくさんあったな~って。

勝手に感情移入して泣けてきてしまいました。。

寄り添ってくれる仲間がいるって、ほんとうにありがたい。

95期生のこれから

こっちゃん、紫りらちゃんが退団すると、こりんちゃん(ひろ香祐)がひとりぼっち。

こりんちゃんの「礼真琴は私が全力で守ります!」な感じが大好きです♡

音楽学校からずっとそうだったのかな?(笑)

卒業成績、1番と2番で同じ組に配属になり、そこから17年間。

寂しいですね。。。

ちなみに100期生の3人も、似たような状況になります。

はなちゃん(二條華)が退団、かりんちゃん(極美慎)が組替え、星組にはきさちん(希沙薫)がひとりぼっち。

先日のキキちゃん(芹香斗亜)の退団の際、これで93期生が全員退団か、、、という感慨がありましたが、いつかは95期にも「そのとき」がくるのかな。

とはいえ、研17で11名の在籍。

前後の学年と比較すると、やはり多いですよね。

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しかも17名中トップスターが3名、2番手が2名、専科が1名。

半分以上がいわゆる「第一線で活躍中のスター」なのですから、驚きます。

2025年6月時点での人数は、、、

 ■92期 ➡ 5名(トップ1名、組長1名、専科1名、副組長予定2名)
 ■94期 ➡ 3名
 ■95期 ➡ 11名(トップ3名、2番手2名、専科1名)
 ■96期 ➡ 3名
 ■97期 ➡ 6名(トップ1名、副組長1名)
 ■98期 ➡ 7名(2番手1名、路線1名)
 ■99期 ➡ 9名
 ■100期 ➡ 12名(路線3名)

こうして見ると、やはり95期は異常。(笑)

100期生とて、すでに12名しかいないんですもんね。

95期がどれだけ息の長い「スター集団」であるかがよくわかります。

すごいのは、現役でもこれだけのスター集団なのに、退団者の中にもトップスター2名とトップ娘役3名が名を連ねていること。

劇団、ちょっとやり過ぎましたね。(笑)

95期大好きな私としては、もうしばらく95期の時代を拝ませていただきたいというのが本音ではあります。

でも、こうして95期を「神がったスター集団」に育ててしまったがゆえに、前後の学年が思うように育たなかったという現実も。

人気商売というのは難しいものですね、、、。

突出したスターを輩出することは必要ですが、そこには持続可能なスター制度を構築する必要があるわけで。

ま、時代と共にまた新しいスターがどんどん生まれるのが宝塚。

心配はないのでしょうけれど。

95期にも「最後の一人が卒業する」というタイミングがいつか来るのかな。

でも、専科のいっちゃん(京三紗)とゆうちゃん(汝鳥伶)はともに57期生で、研55(!)を迎えた今もなお現役!

しかもお二人とも元月組生で、私が大好きだったウタコさん時代の月組で大活躍されていた上級生。(※但し、いっちゃんは組配属は花組→研5で月組に組替え)

同期が2人揃って、こうして長年に渡り宝塚で活躍を続けているって、すごいことですよね。

まゆぽん(輝月ゆうま)!!!

彼女は、どこまで専科で頑張ってくれるんだろうか・・・

まとめ

多くの生徒さんは一定の学年まで宝塚人生を全うすると、退団して新しい人生を歩み始めます。

傍から見ていると、退団するなんて「もったいない!」と思う生徒さんも沢山いますが、それぞれの道を進む彼女たちの決断にはいつも清々しさを感じます。

そして専科さんも、専科生として生涯を宝塚歌劇団で生きる人生を選ぶのか、いしちゃん(轟悠)のように自らの努力で拓かれた新しい挑戦の道を選ぶのか、、、

昔よりも、いろいろな選択をする生徒さんが増えてきたと感じる今の時代。

宝塚でひとつの時代を築き、唯一無二のトップスターと称され卒業していくこっちゃんの、卒業後の選択にも注目!ですね。

宝塚の男役としての姿は、あと2か月で見納め。

でも、

そこから先もきっと続いて行くであろう「礼真琴」の新たなステージに、いまからワクワクどきどき期待が膨らみます。

こっちゃんのファンでよかった。。。

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