星組 NOW ON STAGE【後編】 星組最高!礼真琴と今の星組に感謝!

想定外の前編、後編に分かれた「NOW ON STAGE」ですが、ここからもけっこうな長さなのでご了承ください。(笑)
書いているうちに止まらなくなってしまうんですよねぇ、、、困ったもんです。
いつもお付き合いくださっている皆さま、ありがとうございます!
では、後編です。
前編はこちらから↓

阿修羅城の瞳いろいろ
笑いが絶えない星男4人のトークは見どころがいっぱいでしたね!
トップスターとしての自覚と責任からでしょうか、いつの頃からか「泣き虫こっちゃん」を封印して涙をめったに見せなくなったこっちゃん(礼真琴)。
ナウオンでも3人が号泣していてもグッとこらえていましたね。
何も気にせず「泣き虫こっちゃん」がその封印を解いて感情を吐き出せるのは、大きな羽根を下ろすとき、なのかも知れませんね。
邪空、可愛すぎませんか?
いつものようにポスター撮影のお話から始まりましたが、ありちゃん(暁千星)の闇のつばき、確かにすごい迫力。
でもさ、いきなり「すごい迫力」って。
こっちゃんの導入トーク部分では可愛らしい表情で相槌打ちを打っていたありちゃん。
きっと、この段階ではこっちゃんに「可愛くて」とか「きれいで」って話から入ってもらえると思ってたんじゃないですかね?(笑)
テレビの前で一緒に爆笑してしまいました。
そして、偏差値5の毘沙門(天飛華音)と偏差値8の邪空(極美慎)にも爆笑。
想像つかないレベル過ぎて…
そして「全場通しまして、出門のことしか見えておりませんので」と真顔で語るかりんちゃんに、「ごめんね」と謝るこっちゃんの声。
5年前も、現在も、鬼になってからも・・・
一途!!
かりんちゃん、その言い方が可愛すぎる♡
邪空の気持ちなのか、極美慎の気持ちなのか、本当に最後にこの役をいただけて良かったですよね、かりんちゃん。
インパクトあり過ぎの髪型も「どうしてああなった???」といじられ。
「あれは寝ぐせかぁ?」
「あれ、オシャレなんかぁ?」
と突っ込みながら何故かかのん君を見るこっちゃん。
そして背後からすかさず答えるかりんちゃん。
「見て欲しいんですよね、やっぱり」
みなさん一斉に「そういうことかーーー!?」と大笑い。
その盛り上がりに「もう、見て欲しいんですよね!!」と念押しするかりんちゃん。
そしてありちゃんのダメ押し。
髪型を示すジェスチャー付きで「そっか、見れる範囲を広げてるんだ!?」
そうなのか。
え、そう・・・なの?
かりんちゃん、とりあえずその強い想いはよく伝わりました。(笑)
こっちゃんも言っていましたが、そんなにまでしてこっちゃん出門に見てほしいなんて、、、健気すぎてその想いが「愛おしい」♡
舞台稽古で台詞まで変えてしまうほどのビジュアル、楽しみにしています!
ありちゃんつばきはやっぱり「迫力」!?
ありちゃん、『阿修羅城の瞳』トークしているときの座り方、完全にレディ。
両足揃えて右に流すという、ね。
私は実はこの座り方って、毎回、無意識にチェックしていたりします。
だいたいこっちゃんやかのん君が座っていた感じの、足を揃えてつま先を少しずらして座っているパターンが平均的。
中にはガバッと両脚広げて座っている男役さんがいたり、今回のかりんちゃんみたいにちょっと内股気味に座っていたり。
今回のありちゃんは、娘役していることに加え舞台でのお衣装も和服だから、無意識に両足揃えて流して座っていたんでしょうね。
真っ先に目が行きました。
そんなありちゃんにこっちゃんから浴びせられた言葉は、、、
「迫力がすごいから、ヒィィィーーーーって」(笑)
まね、物理的な身長の高さもあるし、やっぱり男役で培った貫禄は役を通して顔を出しますよね。
でも、ありちゃんの「闇のつばき」本当に美しいですよね。
歴史的瞬間に立ち会いたい!
好きな場面でかのん君がラストシーンを挙げていましたが、見ていない私としては「気になる―――!」。
大きな桜があって、その近くに闇のつばきが立ってて、出門が真ん中にいて歌ってる?様子は映像や写真でチラ見しましたが、、、
その前に鬼さんたちと立ち廻り?
「この場に居させていただいて、涙が止まらないし、ほんとうに言葉にならない」by 天飛華音
「歴史的瞬間に立ち会ってる!って本当に思った」by 暁千星
「全身鳥肌立ってるし、涙出るし・・・」by 極美慎
照れまくって「大げさだと」言うこっちゃんと、興奮した様子でその場面の素晴らしさを訴える下級生3人衆。(笑)
歴史的瞬間!?
なに、その壮大なラストシーン。
特に、ありちゃんの興奮っぷりが半端なかったですね。(笑)
そして「何度見てもスタンディングオベーションが止まらない」とかのん君。
妄想の世界がただひたすらに私の脳内を駆け巡っております。
退団公演ならではの「宝塚オリジナル場面」、おおよその想像はつくものの、、、歴史的瞬間はやはり劇場で立ち会いたいです‼
チケットが・・・ ⤵
エスペラントいろいろ
幕開きから、星組っぽくないファンタジー。
そんな評判をよく耳にしますが、私にとってはこの色彩、大好きな世界観です。
スチールが出たときに「わぁ~♡」と感動しました。
初舞台生とのタップダンス
「ことさんと手を取って踊れるなんて・・・」
ありちゃんが語っていましたが、これ、みーーーんな思いましたよね。(笑)
初舞台で組のトップスターさんとひと場面を作ること自体、とても貴重なことなのに、初舞台生がトップスターと手を繋いでタップを踏むなんて、夢か幻か。
実際の舞台を観ていないので、その雰囲気を肌で感じられていないのが残念ですが、写真や短い映像を見ただけでも鳥肌が立ちました。
そして驚いたことに、少なくともこっちゃんの初舞台以降、つまりは柚希礼音時代から16年間、一度も星組でタップダンスをする機会がなかったということ。
本格的ではないにしても、ちょくちょくショーの中で取り入れられている印象があったので、音楽学校の文化祭以来というのは驚きですよね。
でも、だからか、、、と納得もしました。
この場面があると知ったとき、頭の中に浮かんだのが95期の文化祭でこっちゃんがタップを踏む姿。

あれ以来こっちゃんが舞台でタップを踏んでいないんだから、そりゃ、文化祭のこっちゃんまで記憶が遡りますよね。(笑)
16年振りなのに、「すごすぎて!足、どうなってるの?」と下級生たちから絶賛される礼真琴のタップダンス、楽しみ過ぎます。
そして大劇場公演では初舞台生が務めた「お手つなぎ」ですが、東京公演では誰が指名されるのか。
ありちゃん曰く「オーディションだよ(×3回言った!)」だそうです。(笑)
「絶対にロケットに出られないメンバーが言っている」by 礼真琴
おもしろいな、星組。
大好き♡
きっと東京公演でも組回りの初舞台生の誰かが務めるのでは?
そういえば、組回りの班分けっていつ頃発表されるんでしたっけ?
今年は特にそのまま星組に出たい!!と祈っている初舞台生が多い気がするのは、単なる星担の妄想でしょうか。(笑)
泣く自信しかない「青い星」
見なくてもわかる、この場面の感動。
ここの衣装があえてのブルーじゃなかったのが、ね、なんとも。
そしてみんなと同じ衣装を纏ったトップスター礼真琴。
仲間たちと共に過ごした日々が、あの歌詞と共に舞台からあふれ出てくるんだから、、、そりゃ泣くよね。
いや、まだ観てないですけど、泣く自信しかないです。
早く観たい。
大階段の黒燕尾
これね、ホント満を持して、ですね。
でも、ちょっと前に何かでこっちゃんトップ時代に黒燕尾がなかったと聞き、最初は「え??」って感じだったんです。
なかったけ?と。
振り返ってみると、装飾燕尾はあったけど、シンプルな装飾なしの黒燕尾はなかったかも。
いや、確かになかった。
丸5年も黒燕尾の群舞がなかったなんて、、、残念ですよね。
最後の最後にこっちゃんの黒燕尾シーンを入れてくれて、本当に感謝です!
下級生たちにとっても、いろいろ学ばなければならない貴重な新人時代に黒燕尾がなかったのは残念。
今回のこの貴重な機会に、上級生からたくさん着こなしや身のこなしを吸収してほしいですね。
そして、かりんちゃんが「生きててよかった!」と話してくれた大階段のこっちゃん。
ちょっとグッときましたよね。
男役、女役と踊った後に一人になって大階段を上っていこうかと思うんだけど、でも後ろから足音が聞こえて「まだ、行かないかも知れない、、、」と。
そして「まだだ!」と思ってもう一度振り返って盛り上がる、そんなイメージで演じているというこちゃん。
かのん君、ここで涙腺が決壊、大洪水。
「まだ早い、ってみんなに言ってもらっている感覚」by 礼真琴
泣くよね、そりゃ、そんなこと言われたらさ。
退団者と踊って、同期と踊って、組替えするメンバーと踊って、ありちゃんと踊って、そしてありちゃんがうたちゃんと一緒に踊るのを見届ける、、、
なんという構成を考えるんですか、生田先生!!!
感謝。
かりんちゃんが両手を膝に置いて、うなだれるように涙をこらえてる姿が印象に残りました、、、切ない。
それを真正面から受け止め過ぎないように、さらりと進行していくこっちゃん。
なんかね、いろいろグッときました。
それぞれの未来へ
最後、涙ながらに語った下級生3人の言葉には、色々な思いに溢れていました。
星組で初舞台を踏み、ずっと星組で育ってきたかのん君。
かのん君が初舞台生だった時、こっちゃんはすでにスターと呼ばれる星組の御曹司。
こっちゃんが長の期の長を務めた新人公演を経験したギリギリの世代。
かのん君の号泣っぷりを見ていると、ずっと背中を追いかけてきたであろう「礼真琴」という存在が、彼女にとってどれだけ大きかったのかを想像するに余りあります。
ふと、ちえちゃんが卒業する時のこっちゃんの心情も、これに似た思いだったのかな、、、なんてあの頃のこっちゃんの姿を想像したりして。
ちえちゃんの退団公演の新公ごあいさつでは、こっちゃんとちえちゃんの感動的なやり取りがありましたね、そういえば。
礼真琴サヨナラ特集で久しぶりに『黒豹の如く』の新人公演が放送されます。
5月20日10:00~放送です。ご覧になったことがない方は、ぜひ!
かりんちゃんも、こっちゃんの背中をずっと追ってきた一人。
ほんわかしているかりんちゃんに、幾度となく声をかけてきたというこっちゃんですから、お互いの胸に去来する思いは測り知れず。
きっと組替えが決まったときにも、色々なお話をしたんだろうなとか想像しながらかりんちゃんの涙を見たら、なおのこと泣けてきてしまいました。
話している途中でため息とともに止まってしまうかりんちゃんもまた、かりんちゃんらしくて可愛いかったですね。(笑)
涙を堪え奇麗なお顔をくしゃくしゃにして「これからも頑張っていきたいな、っていう風に思ってますぅぅぅ…」と語ったかりんちゃん。
その言葉の裏には、きっと花組へ異動することへの複雑な気持ちをこっちゃんと共有した思いがあったんだろうな、、、と、勝手ながらそう感じるかりんちゃんの涙でした。
かりんちゃんが花組生になっても、こっちゃんと一緒にみーんなが応援してるからねっ!
そしてありちゃん。
礼真琴の星組を引き継ぐプレッシャーは、私たちの想像を遥かに超えてズッシリとその肩に、その心の中に、のしかかっていることでしょう。
ありちゃんが声を震わせながら「自分がこういう風に引っ張っていけるのかな、、、って」と言葉に詰まる姿は、トップスターという立場の重圧を改めて感じさせるものでした。
ありちゃんがこれから積み上げていく星組の新しい歴史も、一緒に見続けていきたいな、と心から思っています。
ありちゃん、これからもめいっぱい星組の仲間と舞台を楽しんでくださいね!
まとめ
一人ひとりの想いを受け止めつつ、「泣き虫こっちゃん」を封印したまま立派にトップスターという重責を全うしようとしているこっちゃんの姿。
感動、、、というか感心のほうが正しい表現かも知れないですが、そんな思いを抱いた 今回の「NOW ON STAGE」でした。
8月になればこの4人は新たな道へと進んでいきますが、これまでに何度も言ってきたように、礼真琴という才能あふれる唯一無二のスーパートップスターと同じ時間を過ごせていることに感謝です。
そして、こっちゃんの築いてきた今の星組のメンバーで作り上げる舞台に出会えて心から感謝、感謝です。
星組サイコー♡