ひとりごと

株式会社宝塚歌劇団 7月1日に株主総会「生徒理事」の立場はどうなるの⁉

株式会社宝塚歌劇団 7月1日に株主総会「生徒理事」の立場はどうなるの⁉
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宝塚歌劇団が株式会社化される準備が着々と進んでいるようですね。

本日、宝塚歌劇団の運営会社である阪急電鉄株式会社から、「株式会社宝塚歌劇団」の役員人事が発表されました。

7月1日の株主総会を経て、取締役会で決定するそうです。

取締役の過半数を社外出身者にして、透明性が高く、ガバナンス強化をはかるとのこと。

株式会社宝塚歌劇団 役員人事

■代表取締役社長:村上 浩爾(むらかみ・こうじ)
 現・宝塚歌劇団 理事長

■専務取締役:髙田 健司(たかた・けんじ)
 現・宝塚歌劇団 専務理事

■取締役:奥田 雅英(おくだ・まさひで)
 現・阪急電鉄株式会社 常務取締役 創遊事業本部長 兼 宝塚歌劇団 理事

■取締役(非常勤):宮原 幸一郎(みやはら・こういちろう)
 現・株式会社JPX総研 参与
 ※取締役会議長

■取締役(非常勤):加藤 治彦(かとう・はるひこ)
 前・トヨタ自動車株式会社 常勤監査役
 
■取締役(非常勤):池坊 専好(いけのぼう・せんこう)
 現・一般財団法人池坊華道会 副理事長

■取締役(非常勤):金髙 雅仁(かねたか・まさひと)
 現・日本国際警察協会 会長

■監査役:北野 靖(きたの・やすし)
 現・宝塚歌劇団 監事

■監査役(非常勤):足立 清香(あだち・さやか)
 現・宝塚歌劇団 診療医

とりあえず一連の問題対応にあたってきた現理事長の村上氏が引き続き株式会社のトップに就任するんですね。

そして、こういう人事の決定基準はよく分かりませんが、社外取締役には金融、経済、芸術、警察、すごいメンバー。

これで劇団も少しずつ「社会性」を身に着けていくのでしょうか。

ところで。

株式会社化され、こうして役員人事も決まり、気になっているのが「生徒理事」の立ち位置。

宝塚は昔から、専科に在籍する生徒が「生徒理事」に選出されて職務に就いています。

現在はじゅんこさん(英真なおき)が生徒理事。

これまでは阪急電鉄株式会社の中でも独立性の高い事業部としての扱いでしたが、子会社化されて阪急電鉄から切り離されるわけですよね。

村上理事長は新たに株式会社の代表取締役社長に就任し、高田専務理事は専務取締役に、奥田理事は取締役に就任します。

そのほかにも理事がいると思うのですが、とりあえず生徒理事のじゅんこさんってどの立ち位置になるんだろう?

株式会社化に向けて、専科以外の生徒は全員契約社員として直接雇用に変わりましたが、生徒理事のじゅんこさんは専科生。

さすがにじゅんこさんは直接雇用契約を結んで「理事」職継続?

会社法上の役員である取締役は、会社の経営判断をして利益を出すための職務を担いますが、理事は言わば法人の「業務を遂行する」立場なので、そのまま理事としての職務を負うことは問題ないのかなと。

とはいえ、気になって調べてみたらこんなことが書いてありました。

理事は一般社団法人や公益法人の業務執行を担当し、法人の運営を支える立場。
法人の代表としての役割もある。
一般社団法人の理事は、株式会社の取締役に相当する役割が多い。

たぶん、今までは阪急電鉄のいち事業部であっても独立性を持っていたから、劇団に理事長とか理事を置いて、この一般社団法人のケースみたいなイメージで役割を担ってきた。

でもその理事会の上層部は、劇団の株式会社化に伴い、揃って取締役に就任するわけだから、その他の理事たちも、今までみたいな立ち位置ではなくなると考えるのが自然ですよね?

なんだかよく分からないけど、ちょっと気になってしまいます。

難しい。

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