ひとりごと

『レ・ミゼラブル』もしも叶うなら宙組で‼勝手な配役と宙組の2026年

『レ・ミゼラブル』もしも叶うなら宙組で‼勝手な配役と宙組の2026年
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今回は「この組でこれが観たい‼」シリーズ〔その5〕最終回。

宙組で『レ・ミゼラブル』が観たい‼編です。

このシリーズのイントロダクションは↓こちらから。

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宝塚では絶対にありえない演目ですが、ずーっと昔から宝塚で観てみたいな~と思っているミュージカルの最高峰『レ・ミゼラブル』。

この記事を書くにあたり、久しぶりにミュージカル版の映画(2012)を見直したのですが、宝塚の舞台でこれを実現したら、どんな雰囲気になるんだろう?とか、この場面の演出はどう変わるんだろう?とか、ますます妄想が広がってしまいました。

『レ・ミゼラブル』あれこれ

フランスの作家 ヴィクトル・ユーゴーの小説『Les Misérables』が原作のミュージカルで、オリジナルは1980年にパリで上演されたのが最初です。

その後、1985年に英語版がロンドンへ渡り、さらにブロードウェイをはじめとする世界の国々へ渡り、今では日本を含め約40か国で上演される大人気ミュージカルとなっています。

記念コンサート悲しき思い出

イギリスで暮らしていた頃。

たまたまテレビを見ていたら「レ・ミゼラブル10周年記念コンサート」というのが放送され(過去の録画放送)ました。

英語圏をメインに世界中からキャストが集まってレミゼを演じるコンサート形式の記念公演です。

そのフィナーレに、当時各国でジャン・バルジャンを演じていた役者たちが次々と客席から登場して「♪民衆の歌」を歌い継ぎ、最後は全員で大合唱というシーンがあったのです。

鳥肌。

レミゼはすでにウエストエンドで観劇済だったので、その感動が一気に蘇り、画面に釘付けになったのを覚えています。

日本からは初演のジャン・バルジャンを演じていた加賀丈史さんが参加されていました。

あまりの感動に、私は翌日すぐお店に走りこのコンサートを収録したビデオ(時代ですねー笑)を購入、その後日本へ帰国するまでずっと大切に保管することに。

でも、いざ帰国が決まり、日本へ持ち帰ったはいいのですが、ビデオテープにはVHSとβの違いだけでなくいくつかの規格があって、イギリスと日本の規格が違っていたため自宅にあるデッキでは再生できないまま、、、お蔵入り。(笑)

専門のお店に頼めば日本規格にダビングしてくれるサービスもあったようですが、結局そのまま1度も再生することなく、いつしか我が家から消えました。

悲しい思い出。

レミゼの時代背景

この物語の時代背景について、意外と勘違いをされがちなので念のため説明しておきますと、物語は1815年から1833年を描いたもので、よく勘違いされている「フランス革命」を背景とした物語ではありません。

フランス革命はミュージカルのタイトルでも有名ですが1789年なので、革命から25年以上あとの物語。

ナポレオン1世が復位後にふたたび失脚した(100日天下)直後から物語は始まっています。

宝塚ファンにはお馴染みの『1789』で「アルトワ伯爵」が革命から逃れてでロンドンに亡命しようとするくだりがありますが、ナポレオン1世の失脚後、第二次王政復古となり王位に就いたのがアルトワ伯の兄ルイ18世。

兄の失脚により後を継いでフランス王位に就いだのが、1814年に亡命先ロンドンからパリへ戻っていたシャルル10世、アルトワ伯爵です。

物語はその頃に起きた囚人ジャン・バルジャンと警官シャベールのエピソードから始まり、断片的に時代をワープしながら(笑)進んでいきます。

そして物語のクライマックスは1832年。

シャルル10世の王政下で起きた7月革命を経て、ルイ・フィリップ王の時代に巻き起こった「パリ蜂起」、それがあの「♪民衆の歌」で有名なバリケードのシーンです。

因みにパリ蜂起は「六月暴動」とも言われ、1832年6月5日と6日に起きた王政の打倒を掲げるパリ市民による暴動です。

私もこの作品を知った最初の頃は、原作小説を読んでいたわけではなかったので、単純に「フランス革命」の時の民衆がバリケードを築いて兵士と対峙している場面だと勘違いしていました。

ベルばらに洗脳され過ぎ。(笑)

フランスの革命前後を描いた作品は多くありますが、それぞれに微妙に時代背景が異なっていて、しっかりと歴史を勉強してから見ないと理解が難しいですね。

逆に、歴史背景を理解して作品をみると、何倍も楽しめると思います。

宝塚では『ベルサイユのばら』をはじめ、『スカーレット・ピンパーネル』『1789』『ひかりふる路』『眠らない男 ナポレオン』『愛と革命の詩 -アンドレア・シェニエ-』『永遠の祈り-革命に消えたルイ17世-』などなど、ほかにもフランス革命に翻弄された時代を描いた作品が多く上演されていますし、ほかにも国内外問わず歴史にまつわるお話が比較的多いので、宝塚ファンは一般の人より歴史に詳しくなるかも。(笑)

舞台とミュージカル映画

『レ・ミゼラブル』はミュージカルが有名ですが、これまでには何度も映画、ドラマ、演劇(ストレートプレイ)、アニメとして世に送り出されています。

私は原作のざっくり流し読みと、舞台とミュージカル映画しか見ていないし、ミュージカル好きなので、この作品から歌や音楽が取り除かれたストレートプレイは想像がつきません。(笑)

歴史ものの映画は好きなので、たぶん普通に映画は楽しめると思いますが、音楽のない演劇はどうかな、、、。

この作品の醍醐味はやはり何と言っても歌と音楽。

帝劇のレミゼは2月に閉幕しましたが、この夏に英語のコンサート版がワールドツアーで来日します。

行きたい!

でもチケット発売日(4/26)にすっかり出遅れ、現時点ではほぼS席しか買えない。

いや、SS席が買いたいんじゃなくて、B席でいいんです。(笑)

とにかく海外ミューは高いのでね。

平日ならわずかにA席が残っているのですが、、、ポチるかいま、悩んでます。

話しが逸れましたが、そう、この作品の醍醐味はダイナミックな音楽といつまでも耳に残る歌声。

生の舞台を観る機会がなかなかない中で、ミュージカル映画が公開されたときは飛びつきました!

そして久しぶりに昨日、あらためて観てみたわけですが、生歌聞きたくなりましたねぇ。

映画でも十分に鳥肌もんなのですが、やっぱり生歌の迫力を知っているだけにちょっと物足りなさを感じてしまいました。

でも、俳優さんたちの歌声は素晴らしいです。

あと、舞台と映画とでは、ところどころ場面構成が違いますね。

全体的な流れはほぼ同じですが、ところどころエピソードが前後していて、登場人物が歌う場面も前後していました。

これは恐らく映画のほうが原作の流れに沿っているんじゃないかと思います。

舞台はどうしても場面転換や話のつなぎ目に制限が多いですから、より自然な流れで転換していくように手が加えられているのかな、と。

そして映画は色々な面においてより細かく描写されている場面が多いので、個人的にはやはり舞台化された抽象的な表現のほうが安心して見ていられますね。

宝塚で舞台化するのが難しい、というのは版権だけの問題ではないかも、と思いながら映画を見終えました。

超妄想『レ・ミゼラブル』を宙組でやるなら

さて、ここからは宙組でもしも『レ・ミゼラブル』を上演することができたなら、この配役で観たい‼という、あり得ない超妄想のコーナーです。

この作品、けっこうたくさん目立つ役があるのですが、部分的にしか出ていないキャストも多いですね。

そして重要な子供の役があるので、大人しかキャスティングできない宝塚では結構キビシイ。

『1789』でも重要な子役が登場しますが、やっぱり違和感、ありましたよね。

この「おっきい子役」は宝塚あるあるなので、こればかりはもはや「慣れる」しかないですが。(笑)

ジャン・ヴァルジャン:桜木みなと

ジャン・バルジャンは信じがたい「怪力」の男なので、そもそも華奢なタカラジェンヌからはイメージできない男性像。

その怪力であることが物語での重要なポイントでもあります。

そしてとっても野性的なイメージのあるジャン・バルジャン。

いつもニコニコ、ハートフルなずんちゃんから、まーーーったく想像できない役です。

でも、だから面白い。

ニコニコずんちゃんが、屈強な男ジャン・バルジャンを演じる面白さ。

あの可愛らしいこっちゃん(礼真琴)が、『RRR』ではトラをも素手で倒す勢いの野獣のようなビームを演じたんだから、ずんちゃん、問題なし。(笑)

獣のような目をした囚人が、神父様の施しに改心して市長にまで上り詰めるわけですが、さらにはコゼットを引取り「父親」としての顔も加わります。

最初の頃の、すべてに希望を失い獣のような目をしたジャン・バルジャンと、改心してからのジャン・バルジャン、そして父親としてのジャン・バルジャンをどう演じ分けるのかが楽しみ。

そして何と言っても、シャベールとのココロの駆け引き。

これがまた、スリリングで人間臭い。

みなちゃん(水美舞斗)との同期ならではの、遠慮のない芝居のぶつかり合いが見てみたいな、と。

ジャン・バルジャンもシャベールも、どちらも「二枚目」ではないところが面白いと思います。

ま、それが宝塚で上演するとなるとちょっとばかし「イイ男」に変換されてしまうんだと思いますが、ここはあえて、泥臭く、人間臭く、二人の駆け引きを楽しみたいですね~。

2026年にはキャリア18年目を迎えるベテラン・スターの二人。

スターのオーラを消すことなく、泥臭く、そして人間臭いドラマを見せてくれることでしょう!

ジャヴェール:水美舞斗

シャベールは、何気に「ヤなヤツ」です。(笑)

でも、実はシャベールは「正義」に憑りつかれた悲しき男でもあります。

ジャン・バルジャンを捕まえることに執着した彼の十数年。

どんなことがあっても追い続けるその執着心は、見ていて虫唾が走ります。(笑)

そんなシャベールを、これまたずんちゃんと同じでまーーーったくイメージできないみなちゃんが、どんな風に演じてくれるのか、がお楽しみポイントですね。

とってもイヤなヤツではありますが、最後にシャベールは目の前のジャン・バルジャンを捕まえることなく、黙って立ち尽くしたまま見逃してしまいます。

そして、その自分の「信じがたい行為」を恥じて、いや、悔いて?、橋の上から川に身を投げて人生を終えます。

「何が正義なのか」という大きなテーマを背負っているのがこの、シャベールの存在。

犯罪者としてのジャン・バルジャンを追い続けてきた人生、目の前にいるのはかつて自分を救ってくれたこともある男、そしていま必死で若者の命を救おうとしている男。

ジャン・バルジャンを捕まえるのが彼の正義、でもシャベールは見逃してしまった。

その瞬間の葛藤をみなちゃんなら、どう解釈して、どう演じるんだろう?と、映画を見ながら思ってしまいました。

ニコニコ笑顔が可愛いみなちゃんが、ニコリともしないシャベールを演じるのも興味がありますし、「陰」なイメージの強い役をどう料理するのか。

隠し切れないキラキラオーラを、どうやって「陰」に転換するのか、ね。(笑)

ファンティーヌ:春乃さくら

レミゼには「ヒロイン」という単独の役柄はなく、作品の中で描かれている18年間の中で、それぞれ見せ場がある感じなのですが、さ-ちゃんはファンティーヌの一択ですね。

最初はエポニーヌもどうかな?なんて思っていたのですが、全体を通して見たときに、ファンティーヌしかないな、と。

このファンティーヌが歌うのが、かの有名な「♪夢やぶれて」です。

この歌は、ぜひさーちゃんで聴きたい!

娘の養育費を稼ぐために勤めていた工場を喧嘩騒ぎでクビにされ、身を売ることでしか生きられなくなったファンティーヌ。

ファンテーヌのある種の悲壮感とか悲しみ、儚さ、去っていた恋人への想いだけではない母としての強さ、いろいろな思いが込められているこの歌は、演じ手がどう表現するかによって観客のファンテーヌへの印象ががらりと変わってしまいます。

さーちゃんが歌に芝居の感情をガッツリのせたとき、どんな表現をするのかぜひ見てみたいですね。

ファンテーヌは前半でなくなって以降の出番はありませんが、最後にジャン・バルジャンが死を迎えるときに現れます。

この場面、舞台版ではパリ蜂起のバリケードで亡くなるエポニーヌも登場していますが、映画版ではファンティーヌひとりが登場していました。

関係性から言って、そのほうがしっくりきますね。

宝塚版を上演できるとしたらラストシーンは是非、映画版を踏襲してほしいな~と思います。

エポニーヌ:きよら羽龍

いろいろありましたが、無事、宙組生となったおはねちゃん(きよら羽龍)がエポニーヌということになりました。

エポニーヌにも切ないソロがありますね。

思いを寄せるマリウスは自分ではなくコゼットに思いを寄せている、そんなマリウスへの届かない想いを切々と歌いあげる「♪On My Own」。

「♪夢やぶれて」や「♪民衆の歌」なんかに比べるとタイトルはあまり知られていないかも知れませんが、恐らくメロディーを聴けば、あーなんか聴いたことがあるかも~と思うのではないでしょうかね、この歌も。

本田美奈子さんや島田歌穂さんの歌唱でよく知られている曲です。

レミゼの歌はどれも難しい。。。

でも歌唱力には定評のあるおはねちゃんですから、エポニーヌの切ない恋心を切々と聴かせてくれることでしょう。

出番はさほど多くないですが、コゼットの幼馴染(宿屋夫妻の娘)であり、マリウスとコゼットを結び付ける重要な役割を担います。

コゼットがジャン・バルジャンによって「良いところのお嬢さん」に育てられるのに対し、エポニーヌは悪事を働く宿屋夫婦の子として、どちらかというと底辺を生きている女の子。

マリウスへの想いに揺れる切ない乙女心と、底辺を力強く生きる逞しさ、おはねちゃんの圧倒的な歌唱力に芝居心が乗っかったら、どんな表現になるんだろう?

魅力的なエポニーヌが観られそうですね。

マリウス:風色日向

個人的には鷹翔千空で!と言いたいところなのですが、どうしてもイメージがこちらでした。

香盤から言ってもマリウスが上にくるので、こってぃ(鷹翔千空)推しの私としては苦渋の決断。←大げさ(笑)

映画ミュージカル版のマリウスくんは、正直、あまり好みじゃなかったのですが、ひなこちゃん(風色日向)のマリウスなら眼福まちがいなし。

そしてマリウスと言えば、The Café Song。

パリ蜂起で仲間たちを失い、ひとり生き残ったマリウスが、仲間たちを思い出しながら歌う心震える場面。

昨年の巴里祭でなおちゃん(瀬央ゆりあ)が歌っていましたね。

以前、星組の『New Wave! -星-』でも、なおちゃんが歌っていたような … 違ったらゴメンナサイ。

これ、地味に難しい歌なので、歌唱力だいじ。

いつだったか、日本版のマリウスを演じている若手俳優さんが記者発表?かなにかで歌唱を披露している映像を見たことがあるのですが、、、

正直、うわ、聴くんじゃなかった、と思いました。(笑)

ひなこちゃんは、子ども時代にいくつかのミュージカルに出演していたという子役経験者。

確かな実力と天性の華やかさで、きっと宝塚ファン納得のマリウスを演じてくれることでしょう。

コゼット:山吹ひばり

もっと下級生から抜擢したほうが面白いかなとは思いつつ、大作レミゼに失敗は許されない!

ということで、安定のひばりちゃんをコゼットに。

この作品に登場するメインどころの女性は、ファンティーヌ、エポニーヌ、コゼットの3人ですが、それぞれに見せ場があって、結局のところ香盤は誰が筆頭なのかわからないくらい役の比重は変わらないと思います。

初演の時にはコゼットを斉藤由貴さん、エポニーヌを島田歌穂さん、ファンティーヌを岩崎宏美さんが演じていたのをよく覚えていて(いずれもトリプルキャストのうちのひとり)、その顔ぶれから見ても、役の比重は横一線かな?と。

有望な娘役さんがひしめく宙組、この女性3役の布陣は安心して見られそう。

コゼットは、ファンティーヌの忘れ形見。

宿屋の主人テナルディエ夫妻に預けられていましたが、ファンテーヌが亡くなり、彼女から娘のコゼットを託されたジャン・バルジャンが、お金を払ってコゼットを引き取り育てることになります。

その生い立ちに翻弄されながらも、コゼットはマリウスと恋仲になり結ばれる、この物語では唯一幸せをつかむ女の子。

ヒロイン経験豊富なひばりちゃんなので、コゼットの複雑に揺れ動く心の内を上手に表現してくれそうな気がします。

アンジョルラス:鷹翔千空

そしてここで、こってぃ登場です。

実はこのアンジョルラス、舞台を観たときにはあまり印象に残っていなかったのですが、改めて映画を見ていたら「こってぃのイメージはこれっ‼」ってなりました。

役の大きさでいくとマリウスなんだよなぁ、、、という心の葛藤はありましたが(笑)、全編通して見終わったとき、やっぱりアンジョルラス=鷹翔千空でした。

パリ蜂起に向け、学生たちの先頭に立って指揮を執るリーダーの青年。

なんだろう、もうね、映画見ながらその姿が「鷹翔千空」のビジュアルにすり替わってしまったんですよね。

頭の半分に「ちがう、ちがう、マリウスだって似合うよ!」って囁く自分もいるんだけど、アンジュラスが出てくるたびに、「あ、やっぱこっちだな」って。(笑)

舞台版の出番をはっきり覚えていないので実際のところはわかりませんが、たぶん舞台版ではこの役、少し削られているんじゃないかなと思います。

映画版のほうががっつりインパクトを残している感じ。

これね、レミゼが実現できないことが残念過ぎる!!!って思います、まじで。

本気で今のこってぃに演じてもらいたいな~って役ですね。

レミゼがだめでも、なんかの機会に、こんな役を演じてくれると嬉しいな。

テナルディエ:輝月ゆうま(専科)

宙組のメンバーをじーーーっくり眺めて考えたのですが、やっぱりまゆぽん(輝月ゆうま)で観たい‼に落ち着きました。

コミカルな役ですが、けっこうな「悪いヤツ」。

でも、重くなりがちなこの作品を、随所で明るくしてくれるのがこのテナルディエ夫妻の場面。

どこか憎めない雰囲気を残しつつ「悪いヤツ」を演じるまゆぽん、ぜひ見てみたい。

あ、でも「黒い悪」じゃないのよね、この役。

どちらかというと「カラフルな悪」のイメージ。(笑)

やってることはあくどいけど、なんか笑っちゃう、的な。

この夫妻の場面は、映画よりも舞台版のほうがコミカルになってる気がします。

マダム・テナルディエ:天彩峰里

ほんとのところ、私の中でじゅっちゃんのイメージはエポニーヌにピッタリなのです。

なので最初はエポニーヌに配役しようかと思っていたのですが、いや、待てよ、と。

ここはタカラヅカ。

他の生徒さんとのバランスやらなんやらを考えたとき、じゅっちゃんにはそろそろこっちの役割を担って頂かねばならない気がしまして。

実力はお墨付き。

このコミカルなマダムをイキイキと演じるじゅっちゃんの姿が普通にイメージできたんですよね。

2026年にはもう研13。

いろいろな背景がありましたが、結果として、トップ娘役に昇格するタイミングを完全に逸した状況のじゅっちゃんなので、そろそろこうした別格で脇を固める役が回ってきてもいい頃じゃないかな、なんて思うわけです。

まゆぽんとじゅっちゃん、史上最強美男・美女のテナルディエ夫妻だわ。

それはそれで興味深い。

ガブローシュ:美星帆那

バリケードの場面ではとても重要な役目を果たす少年ガブローシュ。

完全なる「身長選抜」です。(笑)

とはいえ、彼女は新公ヒロインも経験していますから、しっかりとした役作りで「単なる子役」ではない、ガブローシュのこの作品における「存在の意味」を伝えてくれるのではないかと期待も込めて。

宙組の2026年は …

まずはずんちゃん、さーちゃんコンビが安定することが優先ですね。

当初はずんちゃんの任期について、さほど長くないのではないかと言われていましたが、阪急交通社のイメガに就任という流れからいくと、想像よりは長くトップを務めるのかな、という雰囲気。

長いと言ってもさすがに5年とかじゃないとは思いますが(笑)、5~6作はやるのでしょう。

で、気になるのが水美舞斗のゆくえです。

前回の月組コーナーでも書いた通り、水美舞斗の月組落下傘は「あり」と思っているのですが、よくよく考えてみると、2026年の後半はさすがにないか、と。

そのタイミングでみなちゃんが月組に異動したとしたら、また大掛かりな組替えをしないと宙組の2番手が、、、いない。(笑)

少なくとも渋滞中の101~103期、鷹翔千空、風色日向、亜音有星がすぐに上がって来られるとは思えないし。

もえちゃん(瑠風輝)を星組に出して、みなちゃんを宙組に投入したからには、しばらくこの体制が続くのかな、やっぱり。

なんかよく分からなくなってきました。(笑)

あ、でも、もしかしたら、水美舞斗⇒月トップ、聖乃あすか⇒宙2番手、とかはない?

かりんちゃん(極美慎)がいずれまた宙組に異動、な気もしていたのですが、みりおちゃん(明日海りお)が花に異動してきて、だいもん(望海風斗)が雪組に出されたときみたいなこともあるのかな?と。

でも、そうなると学年的にも3番手はひなこちゃん?

こってぃ、、、。

みなちゃんが仮に、ずんちゃんの任期を待って宙組で昇格するにしても、やはりひなこちゃんなんだろうか?

2026年はこってぃの正念場になりそうですね。

なんかトップさんが入れ替わって、しばらくは落ち着くはずの宙組なのに、なんだかとっても落ち着かなそうなのはなぜ?(笑)

じゅっちゃんも色々ほとぼりが冷めたところで、そろそろ退団のタイミングを見計らっている気がするし。

さてはて、どうなりますことやら。

まとめ

いろいろ多角的に各組の体制を分析して人事予想をされている方々って、すごいですよね。

私は単純にゆる~く予想や妄想を楽しんでいる人間なので、ほんと、尊敬。

さて、今回は絶対に実現しないけど観てみたい!という強い想いだけで『レ・ミゼラブル』を取り上げてみました。

勝手に配役を考えているだけなのに、実際に上演されるかの如く「楽しみ!」ってなっちゃうのが不思議ですね。

これにて、シリーズ完結

おしまいです。

お付き合いいただきました皆様、ありがとうございました‼


〔このシリーズはこちら〕

イントロダクション
2026年版 この組で観たい!大作ミュージカル
2026年版 この組で観たい!大作ミュージカル
この組でこれが観たい‼シリーズ 〔1〕
『エリザベート』は雪組でお願い‼勝手な配役と雪組の2026年
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この組でこれが観たい‼シリーズ 〔2〕
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この組でこれが観たい‼シリーズ 〔3〕
『雨に唄えば』別箱同期の役替わりで‼勝手な配役と花組の2026年
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この組でこれが観たい‼シリーズ 〔4〕
『風と共に去りぬ』月組なら間違いない!勝手な配役と月組の2026年
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この組でこれが観たい‼シリーズ 〔5〕
『レ・ミゼラブル』もしも叶うなら宙組で‼勝手な配役と宙組の2026年
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