宝塚歌劇に新拠点「東京駅前の新劇場」の詳細と「こけら落とし」考

今日は待ちに待ったOG公演「未来へのOne Step」を観劇してきました
もう感動の連続‼
私の「見たい‼」がぎっしり詰まっていて、涙腺が決壊でした~。
それはまた、明日にでもじっくり報告することにして、今日は「東京駅前に新劇場誕生!」という嬉しいニュースが飛び込んできましたね!
しかも、2029年と言えば「宝塚歌劇115周年」なんですよね。
この劇場は三井不動産の再開発事業なので、阪急が設定したわけじゃないのに、このタイミング。
この劇場に関する周辺情報について、少々詳しく調べてみました。
三井不動産の再開発事業
昨年の8月に三井不動産からリリースされた「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」の概要に、すでに着工しているビルの詳細が図で書かれていました。
新開発ビルの概要
これを見ると、3階~6階に劇場が入るようですね。
劇場はすこし出っ張ったところにあって、1~3階には商業施設が入るようなので、観劇の前後にも楽しめそう。
京橋駅や八重洲地下街、東京ミッドタウン八重洲にも地下で接続するのは有難い。
今日行ってきた国際フォーラムもそうですが、総合駅から地下で繋がってくれるとホント便利。
雨の日なんかは特に傘いらずで助かります。
とはいえ、JRからどこの改札に向かったら目的地に接続する通路に出られるのか、慣れない人には既に迷路状態の東京駅なので、私は迷う自信しかない。
だって、今日も行きは地上に出てからフォーラムまで行ったくらいだし。(笑)
帰りはフォーラムからず~っと丁寧な案内板が出ているから、迷わず東京駅まで戻って来られるんだけど。
新たな再開発ビルとどのように接続されるかというと、こういうことのようです。
八重洲中央口地下改札からまっすぐ接続するみたいですね。
そして北口と南口の1階改札からも導線があるようで、八重洲口側に出ればとりあえず何とかなる。(笑)
ゆーても東京駅のほぼ真ん前ですからね。
わかりやすくて助かります。
所在地とビルの位置関係
東京駅の八重洲口側?再開発地区ってどこよ?な人のために、念のため。
東京駅といっても有楽町駅寄りのため、東京宝塚劇場との「はしご観劇」や日比谷のキャトルでお買い物にも便利。
そして他のビルとの位置関係はこういうことらしいです。

東京に住んでいない人にとっては「ふーん」って感じだと思いますが、ま、とにかく便利な導線を作ってくれるらしいです。(笑)
遠征のときには東京駅から電車に乗る必要なしで、観劇とショッピングもカフェも楽しめちゃうかも。
因みに所在地は「東京都中央区八重洲二丁目4~7番」です。
ビルの中に何が入るの?
先ほどのビルの概要に書いてあった通り、この高層ビルには多くの施設が入居します。
商業施設(地下1階~地上3階)
劇場の他に私たちが気になるのは、この商業施設部分ですよね。
約50店舗が開業予定とのことです。
東京ミッドタウン八重洲とは地下1階と地上2階で接続します。
ここには大型書店「八重洲ブックセンター」が新店舗の出店を計画しているのだそうですが、大型書店が苦戦をしているこのご時世に、チャレンジャーですね。
でも私は書店歩きが大好きなので、かなり期待しています!
オフィス(3~38階)
このビルの大部分を占めるのがオフィスで、中層階(3~9階)とスカイロビー(10階)、高層階(11~38階)とに分かれています。
そして高層階のオフィスは、1フロアの広さでは都内最大規模らしいです。
なにせ便利な東京駅直結の高層オフィス。
大手企業が入居するのでしょうね。
劇場(3~6階)
ここに、このほど発表された阪急電鉄(梅芸)の劇場が誕生するわけですね。

ガラス張りっぽいホワイエと、ミラー張りっぽい外壁がおしゃれですね。
座席は1,300席ということなので、梅芸より小さく、ドラマシティより大きく、ほどよいサイズ感。
インターナショナルスクール(3~4階)
これも気になる!オフィス部分の低層階に当たる位置なので、1フロア―がオフィスと同じ「東京で最大級レベル」ということですよね?
それを2フロアー使ってる、、、
どんなインターが誘致されるんだか、興味津々なんです、私。
もう決まってる話なので、多分調べれば出てきますよね。
またあとで調べてみようと思っているのですが(笑)、ビル内に教室だけじゃなく体育館、プールがあって、屋外運動場も整備するって、すごくないですか?
三井不動産のリリースでは「世界トップレベルの教育カリキュラムを提供するインターナショナルスクール」とあり、ますます気になります。
なんなら、そこで働きたい。(笑)
サービスアパートメント(40~43階)
これ、何気に気になる施設です。
1泊~中長期滞在まで対応するホテルライクなサービスアパートメントという説明が書いてあるました。
客室のほかに、レストラン、フィットネスセンター、ビジネスサポート施設完備とのこと。
日英2か国語で対応できるコンシェルジュ・フロントスタッフ配置とのことなので、インバウンド需要を見込んでの計画でしょうか。
遠征される人にとっては、こういう施設が劇場の上にあると便利ですよね。
ただ、場所が場所だけに、お値段の方は階数と同様にお高いかと、、、。(笑)
いまは東京に住んでいるので、東京駅のこの施設を使うことはないと思いますが、ちょっと気になる設備ではあります。
気になる「こけら落とし」公演
ホームの宝塚大劇場、宝塚バウホール、東京宝塚劇場、そして大阪の梅田芸術劇場とシアタードラマシティ、ここに1,300人規模の新劇場が東京に加わるのですね。
2029年以降の別箱東上は、この劇場がホームみたいな扱いになるのでしょうね。
これまでに使用してきた東京の各劇場を使わず、2029年以降はこの劇場を使うようになるのかな。
あえて他劇場を借りて公演するより、自前劇場の方が当然ながら便利だし使い勝手もいいし、何よりも興行利益が、、、ね。
こけら落としには、何を持ってくるのか。
劇場の運営会社は梅芸、梅芸の親会社(持ち株100%)は阪急電鉄。
阪急電鉄の傘下に誕生するのが「株式会社宝塚歌劇団」。
当然、こけら落としは宝塚‼ですよね???
もちろん、ですよ、ねっ?
OG公演でもよき。← 礼真琴がOGになることをいいことに。(笑)
宝塚で上演できるとしたら
阪急の運営ではないですが、日本青年館ホールがリニューアルした際、新ホールのこけら落としがこっちゃん(礼真琴)の初東上作品『阿弖流為』でしたよね。
そして、東京建物Brillia のこけら落としシリーズにも、こっちゃんのプレオ披露目『ロックオペラ モーツァルト』が登場しています。
ブリリアの場合は11月1日に劇場がオープンして、こけら落とし「シリーズ」の中のひとつとして12月の上演だったので、ちょっと意味合いが違うかも知れませんが、こけら落としには「実力派」が好まれる⁉
今回の新劇場の完成は2029年1月下旬の予定らしいので、こけら落としは2~3月頃。
私が2026年のスケジュールから単純に公演日程を一覧にした表で見てみると、、、
2026 | 2027 | 2028 | 2029 | 2030 | |
正月公演 | 星組 | 月組 | 雪組 | 花組 | 宙組 |
花組 | 宙組 | 星組 | 月組 | 雪組 | |
初舞台公演 | 月組 | 雪組 | 花組 | 宙組 | 星組 |
宙組 | 星組 | 月組 | 雪組 | 花組 | |
雪組 | 花組 | 宙組 | 星組 | 月組 | |
星組 | 月組 | 雪組 | 花組 | 宙組 | |
花組 | 宙組 | 星組 | 月組 | 雪組 | |
12月下旬? | タカスペ2026 | タカスペ2027 | タカスペ2028 | タカスペ2029 | タカスペ2030 |
花組、月組は大劇場公演で無理。
宙組は初舞台公演のお稽古で無理。
星組は東宝公演で無理。
つまり、このスケジュール通りに進めば「こけら落とし」で上演できそうなのは雪組の1択ということになります。
2029年の雪組か。
その時のトップさんの別箱か、2番手?
この際OG公演でもいいけど
大好きなスターさんがOGになることをいいことに、手のひら返しでこういうことを言い出す人、いますよね~。
ええ、ここに。(笑)
どうですかね、礼真琴にこけら落とし、やらせてはくれませんかね??
退団から2年半、か。
程よい頃じゃないですか?
礼真琴スーパーリサイタルでも、主演ミュージカルでも、95期祭りでも。
最後のひとつはどさくさに紛れて書いてみた。(笑)
いしちゃん(轟悠)が退団を決意したときに、まさかの「同期4人ディナーショー」が実現したのを思い出したんですよね。
現役の轟悠、OGの真琴つばさ、愛華みれ、稔幸が一緒にディナーショーをするなんて、誰が想像しましたか?ってはなしです。
私はあのディナショー、たしかライブ配信で観たんですけど、感動し過ぎて大好きすぎて、その後のスカステ放送3回くらい録画しました。(笑)
イシちゃん、宝塚に愛された人なんだなと思ったと同時に、ちゃんと願いを叶えてくれるんだ、と、劇団をちょっとだけ見直しちゃいました、あのとき。
「こけら落とし」はもちろん冗談ですけど、いつか95期の神7(礼真琴、柚香光、月城かなと、朝美絢、桜木みなと、水美舞斗、瀬央ゆりあ、)+1(輝月ゆうま)が集まって、何かライブみたいなイベントをしてくれないかな、なんて夢見ているのはホント。
夢見るのは自由、ということで。
こちらが息絶える前にぜひとも、よろしくお願いいたします。(笑)
それはさておき、こけら落としにOG公演。
OGが集まってのイベント的なものは相応しくないと思うので、OGに任せるのであれば礼真琴レベルのリサイタルがいいな。
そういえば、1992年11月にオープンしたドラマシティーのこけら落としは、なーちゃん(大浦みずき)主演でしたね。
すでに退団していた大浦みずきを中心に、現役のダンサージェンヌから選抜されたメンバーがニューヨーク・ジョイスシアターで上演した「TAKARAZUKA夢」。
その日本凱旋公演がこけら落とし公演となりました。
退団後のなーちゃんが「主演」として現役ジェンヌを引き連れ公演するというのは異例でしたし、ましてやニューヨーク公演。
話題性もあり、主役に不足なし、現役タカラジェンヌも出演、ドラマシティのこけら落としとしては最高の演目でした。
どうなりますかね、約3年半後。
まだずっと先の話のようだけど、きっとあっという間に過ぎてしまうんでしょうね。
楽しみにその日を待ちたいと思います!
まとめ
久しぶりの新劇場誕生のニュース、しかも梅芸が運営する劇場ということで、宝塚ファンにとってはさらに大きなニュースとなりました。
新しい劇場は最新の設備が導入されるので、そういう意味でも、まだ私たちが知らない新しい「驚き」や「感動」に出会えるかもしれませんね。
オープンの日が待ち遠しい‼