実はファンをめちゃくちゃ悩ます宝塚友の会チケット抽選【新方式】

この4月からスタートした宝塚友の会の新制度。
ポイント制が「タカラット」という新しい方式に変わったり、チケットの抽選に関する制度も大きく変わりました。
そして先日からすでに花組公演でその新方式での抽選が始まっています。
いろいろな感想が聞こえてきていますが、私は花組大劇場公演にはエントリーしていないので、今週土曜日から始まる星組の東京公演が初陣です。
退団公演のエントリーはまさに究極の選択
新制度が発表されたときって、とりあえず複雑そうな新しいルールを物理的に理解して納得したのですが、いざ、実際に抽選に参戦しようと思ったら、これ、やばいな。
かなり悩みませんか?
私はシルバーなので、1次抽選(SS席)の初日、新人公演、千秋楽、サヨナラショー実施公演には申し込み資格がありません。
それらの公演につては2次抽選以降でS席以下での申し込みになります。
なので、1次抽選では通常公演のSS席を申し込むことになるわけですが、、、それが大問題。
新制度では2次抽選、3次抽選については「未当選者が優先」というのが原則です。
つまり、1次抽選でSS席が1枚でも当選すれば、自動的に2次抽選以降の当選はほぼ絶望的ということになります。
今の宝塚において、3次まで抽選して予定枚数に達しないなんていう公演はないわけで。
何が言いたいのかと言いますと、、、
シルバーランクの私が、例えば1次抽選で通常公演のSS席をエントリーして当選すると、2次抽選から参戦できる「初日、新人公演、千秋楽、サヨナラショー実施公演」にエントリーしても、当選するのは絶望的ということになりますよね。
もちろんそう簡単には当選はしませんけど、でも、その可能性がほぼ消滅状態でエントリーすることになるわけです。
であれば、1次抽選を見送って、2次抽選から参加するべきか。
あ。
いろいろな意見の中に「未当選者」の考え方に若干のズレがあるようですね。
毎回エントリーしていないと「優先権がない」というような意見もあるのですが、あくまで「未当選者」ということなので、「落選」の履歴は不要なはずです。
友会に確認したわけではないので絶対とは言えませんが、色々な事情でSS席には手が出せない人もいると思うし、単純に後ろのほうで観たい人もいるだろうし、さすがに「エントリーして落選した人」が対象ではないと思います。
未当選者=まだ当選履歴がない人。
これについて、どこかで説明されていたらごめんなさい、私は見ていないです。
話を戻しますね。
そう、1次抽選で幸運にもSS席をGetする=こっちゃん(礼真琴)の前楽、大楽は「自動的に諦める」ということになるんですよね。
エントリーを3日後に控えそれに気づいてしまった私は、今、すごーーーく悩んでいます。
SS席が当たる気はしないのですが、新方式になって「初めて当たった!!」という人たちも沢山いるみたいなので、なんか勝手に当たる気満々。(笑)
久しぶりにSS席で観てみたい気もするけど、2次抽選からの千秋楽、前楽への可能性を捨てたくない!
でも、1次抽選のチャンスを捨てて2次抽選に賭けたとしても、絶対に当たるという保証はこれっぽちもなく、、、
であれば1次抽選の可能性にも賭けておくべきか。
いやーーー悩む。
退団公演じゃなくてもやっぱり悩むかな
こっちゃんの退団公演でなければ、「千秋楽」にそれほど強いこだわりはないので、そこまで悩む必要もなく「SSが当たればラッキー☆」な気分で1次抽選から奮って参戦!なのですが、、、
うーん、やはりこっちゃんのサヨナラショーが観たい!!
生で観たい!!
可能性だけでも信じてエントリーしたいですよね~。
そして、どこかから囁きが聞こえる・・・「SSなんて当たらないから心配ご無用」と。(笑)
でもなぁ、、、
悩むなぁ、、、
あと2日あるから、よーく考えてみます。
でもさ、これ、通常公演でも悩むな~と思うのが、新人公演を見たいときですね。
今回もそうなんですが、特に1次抽選から新人公演に申し込めるゴールドさんたちなんて、新人公演に1次で当選したら、本公演は終了のお知らせですよね?
もちろん、新公学年に大好きな贔屓さんがいて新公が観られればOKならいいのですが、本公演見ずして、、、みたいなところもありますよね。
初日や千秋楽はカスタマーP対象でも仕方がないけど、新人公演はどうなんでしょうね。
競争率が高いという意味では確かに特別公演ではありますが、個人的には本公演とは別物として考えたほうがいいと思います。
特に新制度のこうした抽選方式にはそぐわないかな、なんて。
ま、とはいえ、宝塚ファンは新人公演に対する思いも人一倍!なところはありますから何とも言えませんが。
私はこの新制度になったことで、新人公演へのエントリーはせず配信で観ればいいかな、なんて思うようになりました。
チケットが取れれば劇場で観たい思いはありますが、その当選と引き換えに本公演が観られないという事態は避けたいな、と。
さすがだな、宝塚歌劇団
でも、改めて今回の新制度、いろいろとうまく考えたもんだと思いますね。
裾野広くみんなに当選のチャンスを広げつつ、お金を落とす上顧客にはカスタマーPと名を打って「特別感」を演出。
でも実は密かに私たちはこうして「究極の選択」を迫られているし、ぜ~んぶ手に入れるなんて無理ですよ、と諭されている感もあり。
さすがだな、宝塚歌劇団、ですわ。
お金落とさせる、得した気分にさせる、でも実質プラマイゼロ。(笑)
お見事でございます。
なんだかんだと文句を言いながら、何十年も友の会に会費を払い続けている私ですが、きっとこれからも払い続ける予感しかない今日この頃です。。。
まとめ
最初にして最後の「礼真琴」関連公演の新制度チケット抽選。
他の公演でお試しエントリーして様子を見てからってのができないまま、ぶっつけ本番!
こんなに悩んだところで結局は3次抽選まで全滅して、「悩んだ時間を返せーーー!!」になる気もしますがね。(笑)
エントリーは4月26日(土)10時から27日(日)23時まで。
2日間しかないし、2日目は0時までじゃなく23時ですからね、皆様、うっかりお忘れなきよう。
そういう自分がいちばん心配。。。