極美慎もきっと辿り着く!礼真琴の存在と真風涼帆・芹香斗亜

タカラヅカニュースで星組公演『阿修羅城の瞳│エスペラント!』の初日の様子が放送されましたが、、、
これはやばいです。
お芝居もショーも、かなり好き。
劇場で観たい!
チケットがない!!
どうにもならない!!!
ため息しか出てきません。
とりあえず初日映像は一気に3巡してみました。
そしてその映像を見ながら、こっちゃん(礼真琴)への想いはもちろんのこと、改めて「極美慎」への想いも湧いてきて。
今日は初日映像の感想と、かりんちゃん(極美慎)への想いを少々。
想像を超えた阿修羅城の瞳
こっちゃんの俊敏な動きはもちろん素晴らしのですが、早口言葉のような膨大な量のセリフを、よくあんなに活舌よくハッキリ聴き取りやすく伝えられますよね。
初日映像の一瞬だけしか見ていないけど、あの調子で90分ですよね?
しかも随所に激しい殺陣が入って、ですから、、、
すごすぎる。
着物姿の男役たちが刀片手にロックな音楽を奏でているのもカッコいい!
そしてこっちゃん出門と他の様々な出演者たちとのテンポよい絡みがたくさんあるのもいいですね。
あの短い初日映像だけでも、いろんな出演者との絡みを見せてくれてありがとうスカステ、な感じでした。
個人的には「ラスト公演は洋物のシンプルな二枚目が観たい!」派なのですが、これはこれで、最後にしてまた最高レベルの代表作を生み出しちゃった礼真琴に感動です。
そしてありちゃん(暁千星)が美しすぎて、いや、可愛らしすぎて、想像を超えていました。
すっかり娘役。
唯一気になったのは、ときどきマ行とかナ行とかが鼻にかかった発音になってしまうこと。
こっちゃんがものすごく活舌良く、発音もクリアなだけに、余計に気になっちゃいました。
これまでの公演でも気になるな~と思うことが度々ありましたが、やっぱりクセですかね。
こっちゃんとのデュエットでは、こっちゃんがハモリ担当!?
ある意味、男役同士の声が重なり合う絶妙なハーモニー、最高に耳福です。
かりんちゃんは、髪型がぶっ飛んでましたね。(笑)
いろいろ先生とも相談しながら、試行錯誤したんでしょうね~。
ただのボザボザになっては宝塚じゃないし、かといって小奇麗過ぎては邪空の個性がつぶれてしまう。
そして出来上がったのが、とんがったサザエさん風。(笑)
ただでさえ小顔のかりんちゃん、もはやは「髪の中に顔がある?」って状態ですね。
骨太悪役芝居の評判は上々のようなので、早く全編通して観てみたいです!
こっちゃん出門への「異常な執着心」、俺を見ろソング♪?が楽しみで仕方ない。
うたちゃん、可愛すぎでしょ~。
こっちゃんの目がメロメロでしたけど。
オリジナルの桜姫がそーとーなイロモノキャラだったゆえ、うたちゃんがどんな役作りでのぞむのかと思っていましたが、どれだけぶっ飛ぼうとしてみても、可愛さは隠し切れない。(笑)
エスペラント!
スチールの衣装の色合いやデザインがとっても素敵だったので、どんなショーになるのかとても期待していたのですが、、、
期待どおりの素敵な雰囲気!
前半は白い衣装ばかりだったので、そんな感じで進むかと思いきや、後半には原色カラーのきらびやかなお衣装やザ・宝塚なFairy風、白もあれば黒燕尾もあって、すべてを見せます!な感じがイイですね。
オープニングから前半も楽しそうでしたが、中詰めから後半にかけては特に瞬き禁止エリアですね。
111期のひな鳥ちゃんたちとのタップや黒燕尾も見せてくれて感謝!
そして真っ白なパレード!
初舞台生の衣装も白色だから、ほんと本舞台から大階段上まで真っ白!な感じが素敵です。
こっちゃんのラストは純白の衣装に純白の羽根がいいな~なんて勝手に思っていたので、大満足。
しかも、こっちゃんだけでなくみんなが純白だなんて、最高♡
シルクハットはいらなかったけど。
最近、他の組も含めてですが、パレードのシルクハット率高いですよね。
あとシャンシャン、なに、あれ、可愛いすぎませんか?
青い地球(ほし)、、、
まっ白い世界に青い地球がとってもきれい。
あのシャンシャン、売っていたら部屋に飾りたいくらい好きです。
そうそう、パレードと言えば、、、ほんとかな?と疑心を抱いていたパレードの銀橋問題。
本当にかりんちゃんが下手先頭なんですね!
しかも銀橋でこっちゃんとかりんちゃんがご挨拶を交わすところまで見せてくれるスカステさん、最高です。
もう「最高」の大安売り!(笑)
あ、でも、初日の観劇レポでわいていた「3番手羽根」については、思いのほか小さすぎてちょっと拍子抜け。
これ、初舞台生の羽根とサイズ感一緒じゃないですか?
あ、
言っちゃった。(笑)
さすがにちょっとだけボリュームは違う感じではありますが、、、。
実は初舞台生の衣装が発表されたときは逆に「こんな立派な羽根を全員背負わせてもらえるんだ?」と思いましたもんね。
よく娘役さんがレビューなんかのフィナーレで背負っている羽根ってこのサイズですよね。
3番手羽根と聞いて私も盛り上がっちゃいましたが、うーん、微妙。
とりあえず、現時点では暁千星 >>>>> 極美慎 ≧ 天飛華音 ということだけは理解しました。
極美慎もきっとトップに辿り着ける、はず
今公演のスチールをキャトルのオンラインで初めて見たときは、単純に「きれいなお顔立ちに、ビンク似合うね~」なんて思ったのですが、次の瞬間、は?早くない?
これは意図的なのか、格付けカラーバランスでの偶然なのか。
ショーの中でかりんちゃんに「♪生まれる夢の花を咲かせてゆこう」なんて歌わせるくらいだから、やっぱり意図的なピンクですよね、きっと。
そういえばかりんちゃん、前回の公演でも「先生から極美慎へのプレゼントだと言われた」というソロをもらっていましたよね。
あのときはまだ組替えが発表される前だったから、意味深な歌詞にザワつく人続出でしたが、2公演続けて餞の歌をもらえるかりんちゃん、やっぱり愛されてるな~なんて。
礼真琴の台頭で星組から組替えとなった路線スター
今となっては遠い記憶になりましたが、かつて星組では、礼真琴と時代を同じくして在籍していた路線の若手男役たちが他組へ放出されたり、チャンスをつかめないまま退団の道を選ぶケースもありました。
もちろん人気と実力の世界ですから、誰もが平等にチャンスにめぐり合うわけではありません。
単純に実力が追い付かずフェイドアウトした生徒さんもいましたが、、、
芹香斗亜、真風涼帆の二人は組替えによって、星組の礼真琴シフトから救済された形です。
キキちゃん(芹香斗亜)はまだ新公学年で比較的早いタイミングでの異動したが、ゆりかちゃん(真風涼帆)はちえちゃん(柚希礼音)の退団公演が最後だったので、研10とかだったと思います。
今のかりんちゃんより2年早いタイミングで、しかもゆりかちゃんの場合は朝夏まなと率いる新生宙組の明確な2番手としての異動でしたから、今回の異動と状況は異なりますが、いつの時代もこういうことがあるってことですね。
礼真琴という異次元すぎる若手の台頭によって他組に放出された路線スターたち。
少なくとも真風涼帆、芹香斗亜はトップまで辿り着いています。
仮に、今回のかりんちゃんの異動が、天飛華音や稀惺かずとシフトのためだとしても、その先にはきっとなんらかのステップが用意されているはず。
礼真琴率いる星組でしっかりと爪痕を残し、人気も実力も急上昇中のかりんちゃんなら、どんな回り道をしても、きっとトップへ辿り着くはず。
初日の映像を見ながら、ひとりボーっとそんなことを考えていました。
そうであってほしという願望に過ぎないかも知れませんが、、、。
まとめ
また今日も、書いているうちにどんどん着地点が見えなくなってしまいましたが、なんとなくでも思いは伝わったでしょうか。
大好きな「礼真琴」という存在の陰でも、今回と同じような人事パズルは行われていたし、
星組から巣立った先輩たちはトップスターに辿り着いているという現実もあるわけなので、極美慎の「これから」にももっとポジティブな期待を持っても良いのではないか、と思ったわけです。
トップスター礼真琴の隣に立つ極美慎、キラキラ笑顔が美しすぎました、、、