礼真琴 退団公演ついに開幕!愛あふれる星組観劇報告のまとめ

まだまだ先の話だと思っていたこっちゃん(礼真琴)の退団公演。
ついに本日その公演の幕が開いてしまいました。
私は今公演のチケットとご縁がなく大劇場公演を観に行く予定がないため、大劇場での「礼真琴」を見ることはもう叶いません。
冷静にそのことを考えると、急激に寂しさがこみ上げてきます。
SNS上では初日を観劇したファンの皆さんの嬉しい報告がたくさん上がっていますね。
ただいま、そんな嬉しいミニ情報をかき集めて、ひとりで感傷に浸っている次第です。
初日から初舞台生3名がロケットを休演することが公式発表され驚きましたが、舞台稽古で怪我をしてしまったのかな?
初日のロケットに参加できない悔しさは本人たちが一番感じていることでしょけれど、これからの長い舞台人生を考えれば、無理をしない、させない、賢明な判断だったのだと思います。
口上とパレードだけでも出演できるのは良かったですね。
1日も早く39人全員でのロケットを披露できることを、心よりお祈りしています。
うわさ通りの礼真琴の完成度
相変わらずの礼真琴、初日から完成度の高い舞台を存分に披露している様子ですね。
立ち廻りや着流しのカッコよさに加え、何度もこっちゃん(礼真琴)の「ふくらはぎ」を拝めるみたいで。(笑)
基本、ダンサーと呼ばれる人のふくらはぎは常にファンの好物です。
こっちゃんの心の師である柚希礼音氏のふくらはぎも、それはそれは「美しきかな筋肉」でしたし、同期の柚香光、水美舞斗両氏のそれもね、、、かなり。
そりゃ、あの筋肉がなければ、あれだけのダンスはできませんよね。
色々なWEBニュースで少しずつ舞台写真が流れ始めていますが、確かに着物からのぞくこっちゃんのおみ足、逞しき。
それにしてもこっちゃん出門、カッコいいですね~。
台詞回しがオリジナル版初演の染さん寄りだと言われていますが、お稽古場のわずかなシーンでもそんな印象を受けたので、なるほどね、と。
でも、どの感想やレポート、NEWS を読んでも絶賛しかなくて、どれだけの完成度だったのかが手に取るように伝わってきます。
東京公演もチケットが手に入るかわからない状況ですが、ぜひ、1回だけでも生で観たい!!!
極美慎に対する星組の愛が …
いっぱい気になることがあるのですが、まずは驚きと感動。
極美慎、天飛華音、揃って3番手羽根を背負っていたそうですね。
久しぶりに聞きます、3番手羽根。
昔はトップ、トップ娘役、2番手、3番手と、真ん中4人が羽根を背負っているのがけっこうスタンダードでしたが、最近はトップコンビだけとか、2番手までというのが多い気がします。
そこへきて、今回はW3番手羽根。
かつてはトップ娘役・舞空瞳と、2番目・瀬央ゆりあに、トップスターを挟んで半分ずつの「片羽根」を背負わせるという暴挙に出たことすらあった星組なのに、W3番手として羽根を、、、ね。
ま、その怨念はとりあえず置いておきますが(笑)、今回のタイミングでのW3番手羽根はこれからの人事パズルを読み解く重要なヒントになるのかも知れないですね。
かりんちゃん(極美慎)が羽根を背負ったことは素直に嬉しい出来事。
先日のかのんくん(天飛華音)東上公演決定の報に、かりんちゃんの花組での立ち位置はどうなるんだろうかと心配する声も多かったわけで。
かのんくんとWなのは気になるものの、あえてこのタイミングで3番手羽根を背負わせたということは、かりんちゃんへの「路線落ちじゃないからね、これからも期待しているからね」っていうメッセージのような気がしてしまうのですが、どうなんでしょう?
しかも、パレードでは下手先頭で引っ張っているという報告もありましたが、本当ですか!?
羽根よりもこのパレード情報に驚きすぎて絶句だったのですが。
あまりこのことを話題にしている報告がなくて、いまだにちょっと疑心状態なんですが、、、。
何件かは報告されていたので、事実ってことでOKなんですかね?
いや、だったらコレ、もっと話題になってもいい話だと思うのですが。
次期トップが決まっているありちゃんが普通に下手を引っ張るものだと疑わなかったので、え?かりんちゃん???なんで???状態。
嬉しいけど、また謎解きが始まってしまいました。(笑)
星組の「極美慎」に対する大きな愛情、最大限のエールなのかな。
かりんちゃんが下手を引っ張って銀橋でこっちゃんと出会うの図、想像するだけで泣けてきます。
次の公演からは自動的にかのんくんは星組の3番手になれるのに、今回からあえてWで3番手羽根を背負わせたというのは、いつものあれ、ですよね。
「天飛華音を上げるため」というよりは、「極美慎に今単独で3番手羽根を背負わすわけにはいかない」という大人の事情。
それでも、羽根を背負わせることにはちゃんと意味があると思うし、次期トップのありちゃんではなくかりんちゃんにパレードを引っ張らせることにも意味はあるはず。
なので、単なる「ゴメンネの餞別」とは思えない今公演の扱いはちょっと安心材料にもなるのかな、なんて思いました。
きっと極美慎の未来は明るい!はず。
星組の愛を全身で浴びながら、花組でもキラ☆キラ輝いてくれることでしょう。
でもやっぱり、星組からいなくなっちゃうのは寂しいな。。。
あれこれ情報まとめ
初日映像が待ち遠しくてたまらないのですが、とりあえず、聞こえてきた公演のいろいろ情報をランダムに。
こっちゃん、お芝居で客席から登場
オリジナルだと花道があったけど、宝塚は花道がないから客席を使うんですね。
2回も客席から登場するって?
スポットないまま静かに登場してくるから、不意に目の前に現れびっくりするパターンらしく。
通路側の皆様、要注意。(笑)
その代わり、ショーでのみんなで客席降りはなく、こっちゃんが前方で少し降りて歌う程度なのだとか。
私は生徒さんたちと間近で目が合って微笑みかけられるのがとーーーっても恥ずかしくて苦手なので、客席降りはなくてもOK派。
むしろ、ありがとうだわ。
最近はめっきり当たらなくてご無沙汰していますが、SS席で観劇する時なんて、どこに視線を置いていたら「目が合わないでいられるか」を必死で考えてるくらいですからね。(笑)
友人には「信じられない」と言われても、恥ずかしいものは恥ずかしいんです、何十年経っても。
初舞台生とトップスター礼真琴のタップ競演
これもね、なんか嬉しいですよね~。
文化祭でタップを踊るこっちゃんの姿を思い出しました。
次の世代へこうしてバトンが渡されていくのが宝塚。
初舞台生とトップスターが直接バトンを繋ぐ演出が最高に素敵!です。
お稽古場で下手の端っこに座っていたのは、こういうことだったのですね。
自身の出番を終えて、続くロケットを端っこに座って見ていたと。
初舞台でいきなりスーパートップ礼真琴と一緒にタップを踏むことができる111期生、最初にして最高の思い出になりそう。
音楽学校に入学した年に劇団の社会問題が大きくなって、公演がストップしたり、批判にさらされ出口が見えなくなったり、夢と希望に満ち溢れているはずの2年間を不安な中で過ごしたであろう111期生。
そんな不安定な時代の宝塚を、トップスターとしてその手にバトンを握りしめ走り抜いた礼真琴。
始まりがあれば終わりがある。
こっちゃんからのバトンをしっかりと握りしめ、これからの舞台人生を楽しんでいってほしいです。
ソロダンスは初舞台の曲?
95期生の初舞台公演も、宙組の大和悠河&陽月華コンビの退団公演でしたね。
そしてロケットはモーツアルトの名曲で綴る4分近くある超ロングVersion。
何曲か使われていましたが、その中の♪アイネ・クライネ・ナハトムジークが、今回の公演で使われているとか。
こっちゃんのソロダンス場面?
プログラムがまだ手元になくて正確なことは分からないのですが、、、
こっちゃんの初舞台公演の頃はよく宙組を見ていた時期なので、とっても印象に残っています。
衣装も可愛かったですよね~。
白をベースに赤いデザインが施されていて、腰羽根と羽根鬘。
まさにひな鳥って感じで。
もはや自分の瀬央ゆりあとコラボ⁉
雪組公演、大劇場千秋楽の配信で1回しか観てないから全然メロディーが浮かんできていないのですが、なおちゃん(瀬央ゆりあ)が『オーヴァチュア』で歌っている「♪スターダスト」という曲を、こっちゃんが黒燕尾で歌うって?
生田先生、三木先生とつるんで仕掛けたのか⁉
なんて粋な計らい。
さすがに偶然ではないでしょう。
これが偶然だったら二人の運命の絆、強すぎですよね。
いや~とことん「愛」に溢れてる!
こっちゃん、お稽古期間中に雪組公演を観劇したみたいですが、どんな思いでなおちゃんの歌を聴いていたのかな?なんて想像してしまいます。
そしてなおちゃん、東京公演の前にきっと大劇場公演を観劇するのだと思いますが、どんな思いで、、、いや、想像するだけで泣ける。
こっちゃんの大劇場千秋楽、雪組さんは東京公演中なんですよね。
大劇場の千秋楽になおちゃんが楽屋にすらいないのは寂しいけど、東宝の大千秋楽には来られるのかな?
御園座公演が8/14から始まるけど、8/10はお休みもらえるよね?って勝手に思ってるんですが。
なおちゃん、あーさ、そしてバウ組の雪組同期生も揃って駆けつけてくれたら嬉しい。
そして宙組もスケジュール的には空いてそうだし、花組に出演するまゆぽん(輝月ゆうま)も公演中ではないから、OGだけでなく現役95期生集結?
エトワールは小桜ほのか
これも嬉しかったです!
ほのかちゃんの美声がエトワールとして響き渡るのはとっても楽しみ。
専科へ異動することが決まっているほのかちゃん。
これも星組からの愛あるエールでしょうか。
退団者の歌姫を抜擢することも選択肢ではあったと思いますが、これから専科という新しいフィールドで宝塚を支える覚悟を決めたほのかちゃんが選ばれたことは、素直に嬉しい出来事でした。
稀惺かずとセンター降りデビュー
いつになったらセンター降りするのかな?と思っていましたが、さりおくん(碧海さりお)、ちなちゃん(瑠璃花夏)と3人で、ついにセンター降りデビューとのこと。
相変わらずさりおくんの扱いは謎ですが、、、ま、それはおいといて。
ちなちゃんもこの公演では大活躍だったようで、ほのかちゃんが専科へ異動したあとの星組の屋台骨を支える実力派娘役の一人として、これからが楽しみですね。
まとめ
なんだか初日が明けた途端に情報過多で、ますます初日映像が楽しみで待ちきれないまま深夜を迎えております。(笑)
4/19は全国的に気温が上昇して、まだ4月も中旬だというのに30度を超えた地域も複数あったみたいですね。
星組が初日を迎えたから仕方がない、、、のか?(笑)
こっちゃんもごあいさつでそんなようなことを話されていたようです。
ホント、いつもながら星組は「パッション」とともにヒートウェーブを巻き起こす不思議。
劇場内のクーラーをガンガンにつけて頑張るそうなので、劇場でこっちゃん率いる星組を目に焼き付けることができるラッキーな皆さまは、体温調節ができるようカーディガンを用意してお出かけください。(笑)