宝塚歌劇の上演作品〔1921年〕

1921年
SETSUKI
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宝塚歌劇団が1921年に上演した作品を紹介しています。

この年の春、宝塚歌劇団に「花組」と「月組」が誕生しました。

これまで本拠地の宝塚では1年を正月公演、春季公演、夏季公演、秋季公演の4期に分けて通年公演を行ってきましたが、花組と月組の誕生により、この年は春季公演から公会堂劇場とパラダイス劇場の2つの劇場に分かれて公演が行われました。

東京公演とそれ以外の公演では基本的に組に分かれての公演はなかったようです。

宝塚の生徒さんたちは、この頃からすでに連日公演で忙しかったんですね。

TAKARAZUKA

宝塚公演

正月公演

公会堂劇場

『雀のお宿』(楳茂都陸平)
『岩戶開』(久松一聲)
『アラビアンナイト』(菊月十二男)
『薪道成寺』(川村利男)

春季公演

【第一部・花組】

公会堂劇場

『春から秋へ』(楳茂都陸平)
『王女ニーナ』(岸田辰彌)
『二葉の楠』(坪内逍遙)
『守錢奴』(森英流)
『筑摩神事』(久松一聲)

【第二部・月組】

パラダイス劇場

『仙女の森』(久松一聲)
『佐保姫と手品師』(金光子)
『ヘンゼルとグレーテル』(岸田辰彌)

夏季公演

【第一部・花組】

公会堂劇場

『希臘神話パンドーラ』(安藤弘)
『隅田川』(坪内士行)
『成金』(森英流)
『田樂男』(楳茂都陸平)
『ネヴヰーライフ』(岸田辰彌)

【第二部・月組】

パラダイス劇場

『牛若と辨慶』(大江夢香)
『結婚嫌ひ』(安藤弘・改作)
『番太鼓』(楳茂都陸平)
『犬の停車場』(久松一聲)

秋季公演

【月組】

公会堂劇場

『眠の女神』(岸田辰彌)
『煤烟の小路』(安藤弘)
『邯鄲』(久松一聲)
『由良の莊忍ぶ草』(坪内士行)
『杓子ぬけ』(楳茂都陸平)

花組】

パラダイス劇場

『那須の馬市』(久松一聲) 
『カインの殺人』(東山松夫)
『能因法師』(山下凉草・改作)
『田舎源氏』(青柳健)
『戀の老騎士』(寺川信)

OTHERS

東京公演

帝国劇場

『春から秋へ』(楳茂都陸平)
『筑摩神事』(久松一聲)
『お夏笠物狂』(久松一聲)
『月光曲』(岸田辰彌)

OTHERS

宝塚・東京以外の公演

大阪・中央公会堂

『雀のお宿』(楳茂都陸平)
『アラビアン・ナイト』(菊月十二男)
『岩戸開』(久松一聲)
『月光曲』(岸田辰彌)

名古屋・御園座

『春から秋へ』(楳茂都陸平)
『お夏笠物狂』(久松一聲)

【月組】

京都・岡崎公会堂

演目不明

大阪・中央公会堂

演目不明

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