月組「マジシャンの憂鬱」OG 鳳月杏の応援団ご一行様
宝塚歌劇の上演作品〔1917年〕

SETSUKI
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宝塚歌劇団が1917年に上演した作品を紹介しています。
本拠地以外の公演として、前回は大阪の浪花座について紹介しましたが、大阪のほかにも神戸の聚楽館(しゅうらくかん│じゅらくかん)でも公演を行っていました。
ここでは毎年12月に、1日だけの公演であったようですが、1913年に東京の帝国劇場をモデルにして建設された西の代表的な劇場であったようです。
神戸市兵庫区の新開地に建設されたこの劇場は、収容人数1,200人といいますから当時にしてはとても大きな劇場ですね。
冷暖房完備、場内には深紅のカーペット、貴賓室もあったということです。
1927年に営業不振に陥ったのちは映画館に転向、その後も身売りしてアイススケート場が開設されたり、戦後は米軍に接収されたりと紆余曲折ののち、1978年に閉館となっています。
正月公演
パラダイス劇場
『笑の國』(久松一聲)
『歌かるた』(橋詰せみ郎)
春季公演
パラダイス劇場
『花爭』(小野晴通)
『アンドロクレスと獅子』(村岡貞一)
『爲朝』(久松一聲)
『藤あやめ』(久松一聲)
『案山子』(小林一三)
夏季公演
パラダイス劇場
『桃色鸚鵡』(小林一三)
『大江山』(小林一三)
『女曾我』(久松一聲)
『リザール博士』(小林一三)
『夜の巷』(小林一三)
秋季公演
パラダイス劇場
『コサック出陣』(獏與太平)
『下界』(久松一聲)
『ゴザムの市民』(加藤邦)
『屋島物語』(楳茂都陸平)
大阪・浪花座│神戸・聚楽館
『大江山』(小林一三)
『桃色鸚鵡』(小林一三)
『歌かるた』(橋詰せみ郎)
『コサック出陣』
『爲朝』(久松一聲)
『ゴザムの市民』(加藤邦)
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