2026年版 この組で観たい!大作ミュージカル

2026年の各組想定されるメンバーで大作ミュージカルを上演するとしたら、どの組で何が観たいかを妄想するシリーズです。
いや、別にシリーズではないのですが、きっと続編が書きたくなると思うので先に「シリーズ」と言ってみました。(笑)
作品の選出基準は「2幕1本もの」、それだけです。
海外ミューでもオリジナルでも、1本物なら何でもOKというルールで考えてみました。
まずは候補作品を考える
何十年もかけて多くの作品を見てきたはずなのに、あらためてどの作品をもう一度観てみたいかな~と考えてみると、結局は定番しか浮かんでこないものですね。
絶対に外せないのはやはり海外ミュージカルの定番。
『エリザベート』と『ファントム』の2作品はとにかく大好きなので、そろそろ宝塚の舞台で観たい!
いずれも2018年の公演を最後に7年間、一度も上演していないので、現実的にそろそろあるんじゃないかなと思っています。
もうひとつ、大劇場には不向きな作品ではありますが『雨に唄えば』が観たい‼
タップダンスの響きが好きなのと、とうこちゃん(安蘭けい)の初演、たにちゃん(大和悠河)の再演を観ましたが、その時の印象が楽しすぎて、、、けっこう中毒性があります。(笑)
とか言いつつ、再々演のたまきち(珠城りょう)は観てないのですが、この作品もその月組公演が2018年だったので、これまた7年も経ってるんですね。
別箱向きの作品ではありますが、ミーマイを大劇場で上演してきた宝塚歌劇団ですから、雨唄だって大劇場でやれるでしょうよ。
よろしくお願いします、中の人。
さらに宝塚ファンには不人気なイメージですが、地味に『風と共に去りぬ』が好き。
ただし役者が揃わないとただの駄作になる恐れあり。(笑)
いしちゃん(轟悠)のレットはシビレましたね~大好きでした!
そして最後に、絶対にあり得ないのですが・・・
『レ・ミゼラブル』を宝塚で観てみたい。
これはずーっと昔から思っていて。
「民衆の歌」はいつ聞いても鳥肌が立ちます。
先日、帝国劇場クローズの特番で久しぶりに聴きましたが、やっぱりミュージカルの最高峰だな~と。
もうずいぶん昔ですが、ロンドン、日本でそれぞれ生の舞台を観て、映画になったレミゼも観ましたし、とにかくあの作品の持つ不思議なパワーに圧倒されまくりです。
宝塚初演の輸入ミュージカルを東宝でジャンジャン上演しているんだから、東宝のお家芸も宝塚にやらせてよ!
なんてわけにはいかないんだろうけど。(笑)
妄想するのは自由なので。
どの組で何を観たいか
次に、今挙げた5作品をどの組で観たいかな、を考えるコーナーです。
「もしかしたら実現するかも」な作品から、完全なる妄想で終わる作品まで取り揃えてみましたが、考えるだけでちょっとワクワクしてきました。
では順番にいきましょう。
エリザベート
もうこれはゴメンナサイ、完全に願望です。
雪組でお願いします。
もしかしたら星組でありちゃん(暁千星)のお披露目公演だったりするのかな?なんて思わないでもないのですが、雪組で観たいんです!!!
どうしても。
こんな記事を書いたくらいですから。

ぜひ、2026年には雪組でエリザが実現しますように。
ファントム
けっこう悩んだのですが、ここはファントム向きの役者が揃っていそうな星組で。
ま、どの組でもそれなりにこの作品のキャスティングはハマりそうなんですが、ポイントはキャリエール。
キャリエールのキャスティングには「歌うま&包容力」を備え持つスターさんが絶対必要なので、ここは宙組から異動してくるもえちゃん(瑠風輝)しかいないな、と。
エリックとのバランスも問題ないし。
クリスティーヌも可愛いし。
雨に唄えば
ここは消去法だったのですが、花組かな。
宝塚での雨唄の面白さは、何と言ってもリナの配役にかかっているといっても過言ではありません!(笑)
それに加え、主役のドンと相棒のコズモの掛け合いも面白いし、かりんちゃん(極美慎)が星組から異動してきてからの花組体制なら、かなり面白くなりそうじゃないですか?
美咲ちゃん(星空美咲)も含め、あの雨唄の世界観にフィットしそうな気がします。
大劇場じゃなくて別箱でもいいからやってほしいな、2026年の花組体制で。
風と共に去りぬ
今の5組のトップさんでレット・バトラーが適任なのはただ一人、鳳月杏しかいないでしょう。
月組ファンの皆様には「絶対に風共なんてイヤッ‼」と言われそうですが(笑)、私はちなっちゃんのレット、めちゃめちゃ見てみたいです。
絶対に深みのある、人間味あふれるレットを演じてくれると思います!
風共を「駄作」から救ってくれそうな役者も揃ってますから、今のメンバーで是非とも『風と共に去りぬーレット・バトラー編ー』の上演をお願いしたいな~。
この作品は2015年が最後でしたから、そろそろ、いかがですかね。
レ・ミゼラブル
そしてこの、宝塚では絶対にあり得ないと思うけど、ものすごーーーく宝塚で見てみたい作品『レ・ミゼラブル』は、宙組ということになりました。
レミゼはいっぱい役があるし、主役のジャン・ヴァルジャンとジャベールが対等な立ち位置で向き合うことができないと面白くない。
そう考えると宙組一択かな、と。
95期の二人が17年のキャリアを存分に発揮して、さぞかし素晴らしいレミゼの舞台を作り上げてくれるはず‼
さらに男女ともに中堅スターが大渋滞を起こしている宙組さんなので、主要キャストなんてキャスティングし放題。(笑)
観たい!観たい‼観たーーーい‼‼
番外編
実はもうひと作品、どうしても観たい作品があるんです。
『サウンド・オブ・ミュージック』
皆さんもよくご存じかと思うのですが、主役は完全にマリアなので、トップスター制度の宝塚で本公演としては絶対にできない作品。
でもね、過去に月組バウで公演されたときの感動が忘れられないんです。
ハルちゃん(春風ひとみ)とサイコさん(郷真由加)のさよなら公演でしたが、バウとはいえ娘役が主演で、しかも「さよなら公演」となったのも異例でした。
大劇場、東京公演を終え、そのあとにこのバウ公演があったんですよね。
それだけハルちゃんは歌姫として「特別な存在」だったわけです。
そういえば、むかし私が中日劇場でうたこさん(剣幸)率いる月組のショー作品を観劇したときに、ハルちゃんの歌唱中にマイクが入らなくなるトラブルがあったのですが、ハルちゃんはそのままマイクなしで劇場中に響き渡る見事な歌声を聴かせてくれたというエピソードがありました。
とにかく素晴らしい歌声の持ち主で。
近年ではちゃぴちゃん(愛希れいか)もバウで主演しましたが、ハルちゃんの『サウンド・オブ・ミュージック』はとにかく待望の‼という感じで忘れられません。
今の宝塚でこの作品を上演するとすれば、主演できるのは小桜ほのかちゃんしかいないでしょうね。
専科に異動して、どこかの組の下級生たちとこの作品を上演してくれたら、、、泣く。(笑)
いや、ほんと、ほのかちゃんが演やらずして、誰が演る⁉
マリアにピッタリじゃないですか?
ハルちゃんが上演したのが1988年なので、え、37年前???
こわっ。(笑)
マリアにピッタリと思えるビジュアルと実力、個性を兼ね備えた娘役さんはなかなか出てくるものではない、ということですかね。
理事長!お願いします!!!
ほのかちゃんを逃すと、私、次の適任娘役が登場する前に命尽きてしまいそう。(笑)
シリーズは次回へ続く
ということで、今回はここまで。
ほらね、やっぱりシリーズになったよ。(笑)
この次からは、それぞれの作品のキャスティグを考えてみようと思いますので、皆さまも一緒につかの間の妄想劇場をお楽しみください。
全部をひとつの記事で一気に書くか、組ごとに書くかはボリューム次第なので未定。
でも私のことなので、、、たぶん複数記事にしないと長くなる予感しかない。
うん、たぶん、小出しします。(笑)